インストーラのコマンドラインオプション: Linux
Sophos Protection for Linux (SPL) インストーラを使用すると、コマンドラインオプションと環境変数を使用してインストールを変更できます。
ヒント
環境変数はインストーラコマンドの前に、コマンドラインオプションの後に配置されます。詳細は、Linux の例を参照してください。
前提条件
Server Protection for Linux (SPL) をインストールする前に、Sophos Central から SophosSetup.sh をダウンロードして、ファイルに実行の権限を追加する必要があります。詳細は、Linux Server インストーラのダウンロードと実行を参照してください 。
Linux デバイスは、インストール中およびサーバー プロテクション エージェントの実行中に Sophos Central Admin と通信できる必要があります。詳細は、許可するドメインおよびポートを参照してください 。
環境変数
環境変数を使用して、インストール時に環境をカスタマイズできます。
注
インストーラを実行する前に、環境変数を入力する必要があります。詳細は、Linux の例を参照してください。
TMPDIR
インストールプロセス中に、インストーラが使用する別の一時ディレクトリを指定します。これは、実行可能ファイルとして /tmp がデバイスでマウントされていない場合、SophosSetup.sh の実行中に使用できます。
TMPDIR=<path to directory>
注
この環境変数は、インストーラの一時ディレクトリへのパスのみを設定します。インストールディレクトリは変更されません。詳細は、インストールディレクトリを参照してください。
シンインストーラのデバッグ
トラブルシューティングのために、SophosSetup.sh をデバッグモードで実行します。ソフォスのサポートからログの提出を求められた際は、こちらをご利用ください。1はオン、0はオフになっています。
DEBUG_THIN_INSTALLER={1 | 0}
出力をログファイルで収集するには、出力をファイルにリダイレクトするか、OVERRIDE_INSTALLER_CLEANUP を 1 に設定する必要があります。詳細は、Linux の例を参照してください 。
ヒント
インストール時のエラーの解決方法については、Sophos Protection for Linux のトラブルシューティング を参照してください。
インストーラのクリーンアップの上書き
インストール後にインストーラが /tmp/SophosCentralInstall_<uuid> の削除が行えないようにします・トラブルシューティングには、このディレクトリにあるインストーラのログをご利用いただけます。1はオンになっており、0はオフになっています。
OVERRIDE_INSTALLER_CLEANUP={1 | 0}
基本的な Linux コマンドラインオプション
ヒント
sophossetup.sh コマンドの後にコマンドラインオプションを入力します。
ヘルプ
SophosSetup.sh のヘルプテキストを表示します。
--help
バージョン
SophosSetup.sh のバージョンを表示します。
--version
施行
ソフォス製品がデバイスに既にインストールされていることがインストーラによって検出された場合でも、強制的にインストールします。このコマンドは、破損したインストールを修正するために使用できます。
--force
グループ
Sophos Central の特定のグループにデバイスを追加します。このオプションを使用して、サブグループにデバイスを追加することもできます。
--group=<Central group>--group=<Central group>\<Central subgroup>
引数
参加するグループまたはサブグループ。存在しない場合は、インストーラによって作成されます。
テスト
インストール前のチェックを実行し、結果を出力します。SPL はインストールしません。
--test
ヒント
デバッグモードでインストーラを実行すると、詳細を確認できます。詳細は、シンインストーラのデバッグを参照してください。
テストなし
インストール前のチェックを実行せずに SPL をインストールします。インストール前のチェックによって、システム要件を満たす環境でインストーラを実行できない場合に使用できます。
--notest
高度な Linux コマンドラインオプション
Server Protection for Linux のインストーラは、次の高度なコマンドラインオプションに対応しています。これらを使用して、インストールをカスタマイズできます。
製品
インストールする製品の一覧を指定します。ライセンスを持っていない製品を指定した場合、その製品はインストールされません。
--products=<comma-separated list of products>
引数
カンマで区切られたインストールする製品の一覧。
利用可能なオプションは、「antivirus」、「mdr」、「xdr」です。
インストールディレクトリ
デフォルトでは' SPL は /opt/sophos-spl/ にインストールされ ます。このコマンドにより、指定されたディレクトリに /sophos-spl/ が作成され、その場所に SPL がインストールされます。
--install-dir=<path to installation directory>
引数
インストーラが /sophos-spl ディレクトリを作成する場所のパス。
注
SELinux を強制モードで実行している場合は、カスタムディレクトリに SPL をインストールする前に追加の手順を実行する必要があります。詳細は、インストールに関するトラブルシューティングを参照してください。
ユーザー ID
インストール時に作成されたソフォス ユーザーアカウントのユーザー ID (UID) を設定します。
--user-ids-to-configure=<username>:<uid>
引数
次の形式で設定するユーザー ID のカンマ区切りリスト。
<user1>:<uid1>,<user2>:<uid2>,<user3>:<uid3>、など。
制限事項
このコマンドは、ソフォス ユーザー アカウント、 sophos-spl-av、sophos-spl-local、 sophos-spl-threat-detector sophos-spl-updatescheduler、sophos-spl-user にのみ影響します。このコマンドは、その他すべてのユーザーアカウントは無視します。
グループ ID
インストール時に作成されたソフォスグループに対するグループ ID (GID) を設定します。
--group-ids-to-configure=<group name>:<gid>
引数
次の形式で割り当てる GID のカンマ区切りリスト。
<group1>:<gid1>,<group2>:<gid2>
制限事項
このコマンドは、ソフォスグループ、sophos-spl-group、および sophos-spl-ipc にのみ影響し ます。このコマンドは、その他すべてのグループは無視します。
ホスト名の上書き
Sophos Central で使用される Linux デバイス名を上書きします。
--override-hostname=<name>
引数
<name> を、Sophos Central で表示するホスト名に置き換えます。
Linux の例
Sophos Anti-Virus for Linux をアンインストールし、Sophos Protection for Linux をインストールします:
sudo ./SophosSetup.sh --uninstall-sav
サブグループへのインストール:
sudo ./SophosSetup.sh --group=LinuxServers\MailServers
一時ディレクトリを /sophostmp に設定し、/serverprotection/sophos-spl/ ディレクトリに SPL をインストールします
sudo TMPDIR=/sophostmp ./SophosSetup.sh --install-dir=/serverprotection
インストール前のチェックを実行し、SPL をインストールせずに出力を実行します。
sudo ./SophosSetup.sh --test
インストーラのクリーンアップをオフにし、デバッグモードをオンにし、詳細出力のシェルオプションを使用してインストーラを起動し、stderr と stdout を stdout ストリームに結合して、出力を install.log に書き込みます。
sudo OVERRIDE_INSTALLER_CLEANUP=1 DEBUG_THIN_INSTALLER=1 bash -x ./SophosSetup.sh 2>&1 | tee install.log
メッセージリレーとアップデートキャッシュ
SophosSetup.sh には Sophos Central で設定されているすべてのリレーとキャッシュのリストが含まれます。
インストール時に Linux デバイスは、すべてのメッセージリレーサーバーとアップデートキャッシュサーバーの IP アドレスをデバイスの IP アドレスと比較し、一致の程度に従って順序付けを行います。たとえば、Linux デバイスが 192.168.1.10 で、メッセージリレーが 192.168.1.154 と 192.168.1.228 の場合、 デバイスは 192.168.1.154 に数値的に近いため、最初に接続します。インストーラは、最も近いキャッシュを使用して Sophos Protection for Linux をインストールし、最も近いリレーを使用して Sophos Central と通信します。Linux デバイスがキャッシュやリレーに到達できない場合、直接 Sophos Central に接続します。
--message-relays コマンドと --update-caches コマンドを使用して、この動作を上書きできます。これ羅のコマンドの変更より、インストール中の動作が変更され、インストーラは指定したメッセージリレーとアップデートキャッシュを使用するように強制されます。インストール後、エージェントは最も近いメッセージリレーとアップデートキャッシュを使用して通信します。
Linux デバイスを Central のメッセージリレーまたはアップデートキャッシュに手動で割り当てることもできます。詳細は、コンピュータへのキャッシュ/リレーの割り当てを参照してください 。
メッセージリレー
このコマンドを使用すると、インストーラに組み込まれているメッセージリレーのリストを上書きできます。
--message-relays={none | <ipaddress:port>...}
次に例を示します。
--message-relays=IPADDRESS:8190
注
メッセージリレーのデフォルトポートは 8190 です。
引数
次の形式のメッセージリレー IP アドレスのカンマ区切りリスト (ポートを含む)。
<ipaddress1:port>,<ipaddress2:port>,
Linux デバイスから Sophos Central に直接接続する場合には none を使用します。
アップデートキャッシュ
このコマンドを使用すると、インストーラに組み込まれているアップデートキャッシュのリストを上書きできます。
--update-caches={none | <ipaddress:port>...}
次に例を示します。
--update-caches=IPADDRESS:8191
注
アップデートキャッシュのデフォルトポートは 8191 です。
引数
次の形式のアップデートキャッシュ IP アドレスのカンマ区切りリスト (ポートを含む)。
<ipaddress1:port>,<ipaddress2:port>,
Linux デバイスから Sophos Central に直接接続する場合には none を使用します。