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エンドポイントライセンスの使用と計算に関する FAQ

Sophos Central によって管理されるエンドポイントおよびサーバーについて、ライセンスの使用状況と使用状況レポートを計算する方法について説明します。

エンドポイントまたはサーバーではない他のソフォス製品では、ライセンス使用状況の計算方法が異なります。

大半のお客様はユーザー単位でライセンスを取得していますが、次のシナリオが適用される場合があります。

  • 一部のお客様は、ライセンスガイドラインに記載されているとおり、デバイス単位のライセンスを受けることができます。詳細は、Licensing Guidelines を参照してください。
  • ライセンスの計算方法は、ライセンスがデバイスの数に基づいているかユーザーの数に基づいているかに関係なく、同じ方法で計算されます。
  • 報告される使用数はデバイス数を超えることはできません。そのため、ライセンス数を超えた場合に関して警告を表示できません。ただし、状況によっては使用量が過小に計算されることがあります。以下の「製品でライセンス使用量が誤って計算された場合の対処方法」を参照してください。
  • MSP (Managed Service Provider) は MSP Connect Flex プログラムの一部として使用量に応じた課金を使用するので、ユーザーごとのライセンス使用の計算方法を使用します。
デバイスを一度に 1人のユーザーにのみ関連付けられますか?

はい。これによって、インストールに 1人の管理者のサインインを使用しているが、通常のユーザーがもう 1つの管理者以外のサインインを使用している場合に、使用数のカウントが過剰になるのを防ぐことだできます。 このようにして、ライセンスの使用は現在サインインしているユーザーに制限されます。

リモートデスクトップサービス (RDS) セッションはまだ利用できますか?

RDS セッションが Central Server Protection には既に含まれなくなり、Endpoint Protection のライセンス数のカウントには反映されなくなりました。

製品がライセンスの使用数を誤って計算した場合はどうなりますか?
  • ライセンス計算は、ソフォス エンドユーザー使用許諾契約 (EULA) に基づいて、実際の使用法と異なる場合があります。
  • 製品内での計算とエンドユーザー使用許諾契約 (EULA) に基づいた計算とが異なる場合には、エンドユーザー使用許諾契約による定義数が優先されます。
  • 使用数と計算中の状況にある製品では、エンドユーザー使用許諾契約で説明されている実際の使用量のライセンス数で計算される可能性があります。
ライセンスの上限を超えた場合はどうなりますか?
  • 状況によっては、使用数の計算が正しくない場合があります。ライセンスの上限を超えたことが表示される場合があります。このような場合は、Sophos Central 内でライセンス製品を引き続き使用し、管理できます。
  • 計算が正確ではない場合を許容できるようにするために、ライセンスの上限数は製品内で計算された使用数に対しては強制適用されません。
ライセンスの使用にカウントされないものは何ですか?
  • 30日以上オフラインのデバイス無視されます。これは、壊れたデバイスや再インストールされたデバイスによるライセンス使用量のカウントを継続するのを防ぐためです。
  • リアルタイム検索がオンになっていない場合、デバイスは Endpoint Protection ライセンスの使用にカウントされません。
ユーザーがライセンスを使用していることを確認する手順は?
  1. Sophos Central で「レポート」に移動します。
  2. レポート」の下で「ユーザー」をクリックします。

    ユーザー ]ページでは、どのユーザーがライセンスを取得しているかを確認できます。過去 30日間に関してオンラインまたはアクティブなすべてユーザーを並べ替えまたは表示できます。この一覧は実際のライセンスレポートに一致していない場合があるとしても、Endpoint Protection ユーザーライセンスのユーザーのライセンス使用数には非常に近い一覧情報を提供します。

    Intercept X ライセンスの種類に関しては、「エンドポイントソフトウェアの管理」の画面からこれらの機能を割り当てているデバイスも確認することもできます。詳細は、コンピュータを参照してください。

    Device Encryption のライセンスの種類の場合、暗号化がオンになっているデバイスに暗号化ポリシーが割り当てられている必要があります。詳細は、デバイス暗号化ポリシーを参照してください。

ユーザーにデバイスが関連付けられていない場合、ライセンスの使用にはどのような影響がありますか?

アカウントに 1人のユーザーと 1つのデバイスが関連付けられている場合、ライセンス使用量は 1つとして計算されます。デバイスが削除されると、ユーザーがアカウントに残っていても、ライセンスの使用数はゼロになります。これは、ユーザーがデバイスに関連付けられていないためです。

デバイスが 30日を超えてオフラインになった場合はどうなりますか?

デバイスが 30日を超えてオフラインの場合、デバイスはライセンスを使用しなくなり、全体のライセンス使用数は 1つ減ります。

ソフォスアプリケーションがアンインストールされても Sophos Central から削除されていない場合、またはデバイスが存在しないか再イメージングされている場合、デバイスはオフラインと見なされます。30日の制限により、使用数が無制限に増加するのを防ぎ、休日などの一般的なシナリオに基づいて使用数が頻繁に変動するのを防ぎます。Sophos Central でデバイスが削除されると、そのデバイスは使用数にカウントされなくなります。デバイスを再度管理するには、ソフォスアプリケーションを再インストールする必要があります。

ライセンス使用数は、デバイスごとではなく、ユーザーおよびライセンスの種類ごとに計算されていますか?

はい。たとえば、Endpoint Protection のみを使用し、Endpoint Protection と Intercept X の両方を実行しているデバイスが 2つあるユーザーは、Endpoint Protection ライセンスと Intercept X ライセンスを 1つずつ使用します。

デバイスを複数のユーザーに同時に関連付けることはできますか?

デバイスは一度に一人のユーザーにのみに関連付けられます。管理者が Sophos 製品をインストールするためにデバイスにサインインした場合、そのデバイスは最初は管理者に関連付けられ、管理者のライセンス使用数としてカウントされます。インストールが完了し、同じ管理者がサインアウトすると、デバイスとそのライセンスは、サインインした次のユーザーに関連付けられます。

1つのデバイスには 1つの関連付けられたユーザーしか設定できませんが、ユーザーには複数のデバイスを設定できます。

ライセンスはデバイス単位ではなくユーザー単位ですか?

はい。ユーザーが同じログイン認証情報 (ドメインログインなど) を使用して 2つのデバイスにサインインした場合、1人のユーザーと 2つの関連付けられたデバイスが Sophos Central に表示されます。

追加ライセンスを使用しているユーザーが重複している場合はどうなりますか?

ユーザーが異なるログイン認証情報 (Windows ワークグループローカルアカウント computername1\Janecomputername2\Jane など)を使用して 2つのデバイスにサインインすると、 Sophos Central で 2人のユーザーが作成されます。各ユーザーには、関連付けられたデバイスとライセンスが 1つずつ割り当てられます。Sophos Central は 2つのサインインが同じユーザーであることを判別できないため、これは予期される動作です。

管理者は 2つのサインインを一人のユーザーに再度割り当てることが可能で、両方のデバイスが一人のユーザーに関連付けることでライセンスの使用数は 1つ減ります。必要に応じてサインインのないユーザーを削除できます。

デバイスに基づくライセンスを使用しているお客様の計算された合計使用数はどのようになりますか?

次に例を示します。100ユーザーで 50 のデバイスを持っている組織に対しては、50ユーザーに対するライセンスの購入が可能です。デバイスを同時に複数のユーザーに関連付けることはできません。すべてのデバイスが異なるユーザーに関連付けられている場合、最大使用数は 50 になります。また、一部のユーザーに複数のデバイスが関連付けられている場合は、数が少なくなる可能性があります。したがって、ユーザーに基づいて計算された使用数は、デバイスライセンスに基づいたライセンス数を超えることはありません。

Devices and users: summary および Hero Reports はライセンスの使用状況を示していますか?

いいえ。たとえば、管理者がデバイスに Intercept X Advanced のみをインストールし、Device Encryption を含まない場合、デバイスの元のユーザーがサインインした場合、Sophos Central に次の詳細が表示されます。

  • 2人のアクティブなユーザー。アクティブなユーザーはソフォス製品をインストールした管理者および元のユーザー。
  • 1つのアクティブなデバイス。
  • Intercept X 向けに使用される 1つのライセンス。
  • デバイス暗号化向けのライセンスを使用はゼロ個。

Sophos Central ダッシュボードを使用すると、管理者は、ソフォスのインストールが完了していないか、不要になったデバイスやユーザーアカウントが削除されているかなど、デバイスに注意が必要かどうかを特定できます。これらの情報は、「サマリーレポート」でも使用されます。

ライセンスの使用状況は、「ライセンス」ページ、サマリーレポートのライセンスパネルに表示され、パートナーダッシュボードに表示されます。