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ファイアウォールライセンスの使用開始

ファイアウォールライセンスの使用開始に関する一般的な質問への回答をご覧ください。

??? question "XGS シリーズファイウォール製品を購入した際に受け取る内容は?

お客様は購入したハードウェアに加えて PDF のライセンスの別表 (License Schedule) を受け取ります。ライセンスの別表 (License Schedule) を受け取っていない場合は、購入先のリセラーにお問い合わせください。これは重要なドキュメントで、よくお読みいただき、必要な対応を行っていただいた上で、安全な場所に保管してください。
ライセンス処理に関する新しい用語は何ですか?

お客様が以前にレガシー MySophos ポータルでライセンスを管理していた場合は、ライセンス処理を Sophos Central に移行したときに一部の用語が変更されていることに気づかれるでしょう。"登録 (register)"という用語は、MySophos では Sophos Central とは異なる意味を持っていました。

以前は、MySophos にファイアウォールを登録してライセンスと保証を開始していました。また、Sophos Central にファイアウォールを登録して、同期セキュリティ機能、ファイアウォール管理、およびファイアウォールレポートを有効にしていました。

今回から、以下のように、これら 2つの処理を区別していきます。

  • ファイアウォールの追加要求は、ライセンスを適用する前の最初の必須ステップです。
  • その後、Sophos Central にファイアウォールを登録すると Sophos Central で利用可能な追加機能を利用できるようになります。

詳細については、Sophos Central での Sophos Firewall ライセンス管理を参照してください。

保証はいつ開始されますか?また、保証期間を延長するにはどうすればよいですか?

XGS シリーズ ハードウェア ファイアウォールの基本保証期間は 12ヶ月です。これは、ソフォスが関連チャネルパートナーからの発注を処理した日付から開始されます。標準保証期間の終了時に、有効なサポート契約が締結されている限り、保証期間が延長されます。

適用されるルールは次のとおりです。

  • 標準保証開始日:ソフォスがチャネルパートナーからの発注を処理した日付から開始します。

  • 延長保証 (標準保証を超えた場合):有効な Enhanced または Enhanced Plus サポート契約を通じて提供されます。

  • 待機期間:製品のサポート契約の期限が切れていて、更新を購入する前に猶予期間も終了している場合は、お客様が RMA を請求できるようになるまで 3か月の待機期間が適用されます。

  • 再契約料:1回限りの再契約料を支払うことで、待機期間を回避することができます。パッシブ XGS シリーズのハードウェアに対する高度な RMA を取得するには、接続しているファイアウォールに Enhanced Plus サポートが必要になります。

  • ファイアウォールの最初の設定時に登録をスキップしていた場合、フィアルウォールの Web 管理コンソールにサインインするごとに登録を促されます。30日が経過すると登録を行った場合にのみサインインすることができるようになります。

仮想ファイアウォール製品へのラインセンスの適用はどのように行われますか?

仮想ファイアウォールライセンスは、使用するコアの最大数と RAM に基づいて制限されます。たとえば、SF SW/Virtual Xstream Protection ライセンスを購入する場合、仮想マシンには最大 4つのコア と 6 GB のRAMが必要です。基本ライセンスと必要なサブスクリプションを購入する必要があります。これらは仮想ファイアウォールバンドルとしても購入可能で、このバンドルには基本ライセンスとサブスクリプションが含まれます。機能のサブスクリプションにおけるコアの最大数と RAM のサイズは、その機能の実行される仮想ファイアウォールと一致する必要があります。

30日間の無償評価を使用して仮想ファイアウォールを設定していて、それに対してライセンスの購入が必要になった場合、発注を行う際にシリアル番号を記載しておく必要があります。シリアル番号を記載しなかった場合、新しいシリアル番号が生成されライセンスがその番号に対して付与されます。この場合には購入したライセンスをお客様がお持ちの無償評価版のシリアル番号に転送する必要があります。

どの冗長化 (HA) モデルがサポートされどのようにライセンスが適用されるのか?

Sophos Firewall ではアクティブ - アクティブ (クラスタ) とアクティブ - パッシブ (スタンバイ) モードをサポートしています。

  • アクティブな各ファイアウォールにライセンスが必要です。
  • アクティブ/アクティブモードでは、各ファイアウォールで同じサブスクリプションが実行されている必要がありますが、サブスクリプションの有効期限が一致する必要はありません。HA グループは、現在のアクティブなサブスクリプションが一致する限り、そのまま残ります。
  • アクティブ/パッシブ ハードウェア ファイアウォールの場合は、各ファイアウォールを登録する必要があります。アクティブなファイアウォールのみがサブスクリプションを実行している必要があります。これは、パッシブファイアウォールとライセンスを共有するためです。
  • アクティブ/パッシブ仮想ファイアウォールの場合は、アクティブライセンスの購入のみが必要です。
  • アクティブ-パッシブモードの場合、アクティブファイアウォールに Enhanced Support または Enhanced Plus Support サブスクリプションがある場合は、パッシブファイアウォールもサポートされます。
  • アクティブ-パッシブモードでは、アクティブファイアウォールの Enhanced Plus サブスクリプションをお持ちの場合、保証対象のパッシブファイアウォールの RMA 交換が提供されます。
  • MSP Flex のみ: パッシブファイアウォールの先出しセンドバックによるハードウェア交換を行うには、Xstream Protection ライセンスが必要です。
  • ハードウェアファイアウォールのアクティブ-パッシブモードの場合、ライセンスが適用されるファイアウォールであるため、アクティブファイアウォールを決定する必要があります。詳しくは、Sophos Firewall: HA の動作を参照してください。
アプライアンスの登録とライセンスの有効化には、どのポータルを使用すべきか?

ファイアウォールの Web 管理コンソールから次の操作を実行できます。

  • ファイアウォールの追加要求
  • ライセンスキーのアクティベート

ファイアウォールを追加要求し、ファイアウォールの Web 管理コンソールから直接ライセンスキーをアクティベートすると、すべての変更が Sophos Central と即座に同期されます。

Sophos Central から次の操作を実行できます。

  • ファイアウォールの追加要求

    Sophos SG シリーズアプライアンスをアップグレードする場合は、Web 管理コンソールのライセンス画面を使用してファイアウォールを取得し、ライセンスを移行する必要があります。

  • ライセンスキーのアクティベート

  • Sophos Central アカウント間でライセンスを転送する
  • ファイアウォール間でのサブスクリプションの転送
ファイアウォール上で実行されているライセンスを確認する方法は?

ファイアウォールの Web 管理コンソールで、「管理 > ライセンス」に移動します。「モジュールのサブスクリプションの詳細」に、サブスクリプションの状態を含むサブスクリプションのリストが表示されます。

サブスクリプションが古いと考えられる場合、「同期」を押してファイアウォール上のライセンスがソフォスのライセンスシステム上で保持されているものと同じものであることを確認します。

ファイアウォールライセンスの使用について不明な点がある場合は、最寄りのソフォス担当者にお問い合わせください。