偽装対策
有名企業や組織内の重要な人物 (VIP) を送信元に装ったメッセージを検出できます。VIP のメールアドレスは、「VIP の管理」で追加できます。詳細は、偽装対策と VIP の管理を参照してください。
「偽装対策」は、特定の VIP 名が一致しなくても、メールに VIP の偽装としてフラグを付けることができます。誤検知が発生した場合は、SophosLabs にサンプルメールを送信して確認してください。詳細は、スパムメールや誤検知されたメールのサンプルを SophosLabs (ソフォスラボ) に送信する方法を参照してください。
偽装対策の設定
偽装対策では、偽装メッセージを検出したときに実行するアクションを次の中から選択できます。
- バナーの追加: メッセージにスマートバナーを追加して、ユーザーがメッセージに対して実行するアクションを決定できるようにします。詳細は、スマートバナーの追加を参照してください。
- 隔離: メッセージは隔離されます。安全であることを確認できたら、隔離されたメッセージを解放できます。
- 件名にタグを追加: メールにタグが追加され、ユーザーに配信されます。タグは、メッセージの件名の先頭に表示されます。独自のタグ (最大 30文字) に変更できます。
- 削除: メッセージはすぐに削除されます。
スマートバナーの追加
疑わしいメッセージにスマートバナーを追加する選択をする場合は、スマートバナーに表示されるアクションを選択できます。次のオプションから選択します。
- 送信者のブロック: この設定をオンにすると、スマートバナーに「送信者のブロック」と表示されます。「送信者のブロック」をクリックすると、新しいページが表示され、送信者のメールアドレスをブロックリストに追加できます。必要に応じて、ユーザーはメッセージを SophosLabs に報告できます。
- ソフォスへのメッセージの報告: この設定をオンにすると、スマートバナーに「レポート」と表示されます。「レポート」をクリックすると、新しいページが表示され、SophosLabs にメッセージを報告できます。これはソフォスの偽装検出に役立てられます。
注
プレーンテキス形式のメッセージの場合、スマートバナーは、設定した内容と同じ内容を使用して、メール本文の先頭にテキストとして表示されます。