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メールフィルタリング

メールを分析して、カテゴリに分類できます。

マルウェアと悪意のある URL

既知の脅威や検証済みの脅威を含むメッセージは、次のカテゴリに分類されます。

  • マルウェア/ウイルス: 既知のマルウェアやウイルスを含むメッセージ。
  • 悪意のある URL: 既知の悪意のあるリンクを含むメッセージ。

スパムおよびバルクメール

各メールメッセージを解析し、スパムのスコア付けをします。高いスコアは、メッセージがスパムである可能性が高いことを示します。

スパムスコアの高いメッセージは、スパムとして分類されます。

スパムスコアに応じて、メッセージは次のカテゴリに分類されます。

  • スパムと確認されたメール: 既知のスパムやスパムと確認されているパターンを持つメッセージ。
  • バルクメール: メーリングリストから送信されるニュースレターなど、大量送信される、送信を要請済みのメッセージ。
  • スパムの疑いがあるメール: 既知のスパムやスパムと確認されているパターンを持つメッセージと確認されていないが、疑わしいメッセージであると識別されたメッセージ。

アクション

カテゴリごとに、次のいずれかのアクションを選択します。

  • 隔離: メッセージは隔離されます。安全であることを確認できたら、隔離されたメッセージを解放できます。
  • 配信: メッセージは、チェックのために次のスパム対策機能に配信されます。メッセージがユーザーに送信されるわけではありません。

    このアクションは、「マルウェア/ウイルス」または「悪意のある URL」メッセージでは使用できません。

  • 削除: メッセージはすぐに削除されます。

  • 件名にタグを追加: メールにタグが追加され、ユーザーに配信されます。タグは、メッセージの件名の先頭に表示されます。独自のタグ (最大 30文字) に変更できます。

    このアクションは、「マルウェア/ウイルス」または「悪意のある URL」メッセージでは使用できません。

また、メッセージを「悪意のない」ものとして SophosLabs に送信することもできます。これは、検出方法の改善に役立てられます。

隔離された「マルウェア/ウイルス」や「悪意のある URL」メッセージが解放されると、ユーザーは新しいメールを受信します。この際、元の悪意のあるメールはパスワードで保護された zip ファイルとして添付されます。新しいメールには、zip ファイルを開くためのパスワードが含まれます。

メールに、インターネット監視財団の有害サイトの URL リストにあるリンクが含まれている場合、ソフォスはそのメールを削除することが法律上義務付けられています。また、メッセージの履歴を含め、Sophos Central 内のどこにもそのリンクを表示しないことが法律上義務付けられています。詳細は、IWF: URL リストを参照してください。

このようなメールは常に削除されます。メールセキュリティポリシーの設定内容は使用されません。

エンドユーザー隔離エリア

エンドユーザー隔離エリア」にメッセージを送信することもできます。

エンドユーザーは、このようなメッセージを Self Service Portal から表示、解放、または削除できます。詳細は、隔離されたメールの管理を参照してください。

マルウェア/ウイルス」メッセージをエンドユーザー隔離エリアに送信することはできません。

デフォルト設定

デフォルトの設定は次のとおりです。

  • マルウェア/ウイルス: 削除
  • 悪意のある URL: 隔離
  • スパムと確認されたメール: 隔離
  • バルクメール: 隔離
  • スパムの疑いがあるメール: 件名にタグを追加

各カテゴリは、「隔離」に設定することを推奨します。なお、「マルウェア/ウイルス」は、「削除」に設定することを推奨します。

セキュリティ上の理由から、メール本文のサイズが過度に大きいメッセージは隔離されます。