検出

「検出」セクションを使用して、 Cisco Discovery Protocol (CDP)、Link Layer Discovery Protocol (LLDP)、および MAC、ARP、およびネイバーテーブルを表示および設定します。

CDP は、Sophos Switch に直接接続されたネイバーデバイスからデバイス情報を収集するための独自プロトコルです。

LLDP は、Sophos Switch に直接接続されたネイバーデバイスからデバイス情報を収集するためのオープンソースプロトコルです。

MAC アドレステーブルには、Sophos Switch に接続されているデバイスに関する情報が保存され、スイッチは、そのデバイスが接続されているポートを介してのみ、デバイスにデータを送信できます。

ARP (Address Resolution Protocol) テーブルには、Sophos Switch に接続されているデバイスに関する ARP で検出された情報が保存されます。

ネイバーテーブルには、Sophos Switch に接続されている他のルーターおよびスイッチに関する情報が保存されます。OSPF は、トラフィックルーティングの決定を行う際にこの情報を使用します。

設定

「設定」タブを使用して、CDP および LLDP グローバル設定を設定します。

CDP を設定するには、次の手順を実行します。

1. 「状態」で「有効」また「無効」を選択して、CDP のオン/オフを切り替えます。「未設定」を選択すると、Sophos Central から設定はプッシュ送信されません。
2. 「音声 VLAN アドバタイズメント」では、「有効」または「無効」を選択して CDP をオンまたはオフにします。「未設定」を選択すると、Sophos Central から設定はプッシュ送信されません。
3. 「TLV の必須検証」で「有効」また「無効」を選択して、CDP のオン/オフを切り替えます。「未設定」を選択すると、Sophos Central から設定はプッシュ送信されません。
4. 「音声 VLAN の不一致の通知」では、「有効」または「無効」を選択して CDP をオンまたはオフにします。「未設定」を選択すると、Sophos Central から設定はプッシュ送信されません。
5. 「VLAN の不一致の通知」では、「有効」または「無効」を選択して CDP をオンまたはオフにします。「未設定」を選択すると、Sophos Central から設定はプッシュ送信されません。
6. 「二重通信の不一致の通知」では、「有効」または「無効」を選択して CDP をオンまたはオフにします。「未設定」を選択すると、Sophos Central から設定はプッシュ送信されません。

7. ドロップダウンリストから「デバイス ID の形式」を選択します。利用可能なオプションは次のとおりです。

   • MAC アドレス
   • シリアル番号

8. 「バージョン」をドロップダウンリストから選択します。利用可能なオプションは次のとおりです。

   • v1
   • v2

9. 「ホールド時間」を 秒単位で入力します。値には 10～255 の値を指定してください。

10. 「転送間隔」を秒単位で入力します。値には 5～254 の値を指定してください。
11. 「更新」をクリックして、設定を保存します。

LLDP を設定するには、次の手順を実行します。

1. 「状態」をドロップダウンリストから選択します。利用可能なオプションは次のとおりです。

   • 有効
   • 無効
   • 未設定

   「未設定」を選択すると、Sophos Central から設定はプッシュ送信されません。

2. 「転送間隔」を秒単位で入力します。値には 5～32767 の値を指定してください。

3. 「ホールドタイムの乗数」を入力します。乗数値は、TTL (Time-to-Live) 値の計算に使用されます。値には 2～10 の値を指定してください。
4. 「再初期化遅延」を秒単位で入力します。値には 1～10 の値を指定してください。
5. 「転送遅延」を秒単位で入力します。値には 1～8191 の値を指定してください。
6. 「更新」をクリックして、設定を保存します。

ポート

「ポート」タブを使用して、ドロップダウンリストを使用して個々のポートの CDP を設定します。以下の内容を設定できます。

• CDP ステータス
• VLAN の不一致の通知
• 音声 VLAN の不一致の通知
• 二重通信の不一致の通知

「更新」をクリックして、設定を保存します。

セルフ

「セルフ」セクションには、「デバイス情報」テーブル内の Sophos Switch の CDP および LLDP 情報、および「ポート情報」テーブル内の個々のポートの情報が表示されます。

ネイバー

「ネイバー」セクションには 、Sophos Switch に直接接続された CDP および LLDP 対応のネイバーデバイスのデバイス情報が表示されます。

ARP

ARP セクションには、ARP (Address Resolution Protocol) テーブルが表示され、新しい ARP エントリを手動で追加できます。ARP グローバル設定にアクセスして、Sophos Switch が ARP 要求を送信する方法を設定することもできます。

新しい ARP エントリを追加するには、次の手順を実行します。

1. 「マイ プロダクト > スイッチ > スイッチ」の順に選択します。
2. 設定するスイッチのシリアル番号をクリックします。
3. 「検出」を参照します。
4. 「ARP」を参照します。
5. 「追加」をクリックします。
6. IP アドレスを入力します。
7. MAC アドレスを入力します。
8. 「VLAN」を選択します。
9. 「保存」をクリックします。

「ARP グローバル設定」を変更するには、次の手順を実行します。

1. 「マイ プロダクト > スイッチ > スイッチ」の順に選択します。
2. 設定するスイッチのシリアル番号をクリックします。
3. 「検出」を参照します。
4. 「ARP」を参照します。
5. 「ARP グローバル設定」をクリックします。
6. 「再試行の最大数」を入力します。これは、ARP 要求が失敗した後に、Sophos Switch がデバイスの存在を確認する最大回数です。
7. 「タイムアウト」を秒単位で入力します。
8. 「更新」をクリックします。

MAC

「MAC」セクションには MAC アドレステーブルが表示され、新しい MAC エントリを手動で追加できます。「MAC グローバル設定」にアクセスして、MAC エントリが MAC アドレステーブルに残る時間を設定することもできます。

新しい MAC エントリを追加するには、次の手順を実行します。

1. 「マイ プロダクト > スイッチ > スイッチ」の順に選択します。
2. 設定するスイッチのシリアル番号をクリックします。
3. 「検出」を参照します。
4. 「MAC」を参照します。
5. 「追加」をクリックします。
6. MAC アドレスを入力します。
7. デバイスが接続されているポートを入力します。
8. 「VLAN」を選択します。
9. 「保存」をクリックします。

「MAC グローバル設定」を変更するには、次の手順を実行します。

1. 「マイ プロダクト > スイッチ > スイッチ」の順に選択します。
2. 設定するスイッチのシリアル番号をクリックします。
3. 「検出」を参照します。
4. 「MAC」を参照します。
5. 「MAC グローバル設定」をクリックします。
6. 「MAC エージングタイム」を秒単位で入力します。
7. 「更新」をクリックします。

近隣探索

「近隣探索」セクションには、デバイス検出テーブルが表示され、テーブルに新しいエントリを手動で追加できます。

エントリを追加するには、以下の手順に従います。

1. 「マイ プロダクト > スイッチ > スイッチ」の順に選択します。
2. 設定するスイッチのシリアル番号をクリックします。
3. 「検出」を参照します。
4. 「近隣探索」に移動します。
5. 「追加」をクリックします。
6. IP アドレスを入力します。
7. MAC アドレスを入力します。
8. 「VLAN」を選択します。
9. 「保存」をクリックします。