統合用の VM の導入
サードパーティ製品を Sophos Central と統合する場合は、それらの製品からデータを収集してソフォスに転送する VM が必要になる場合があります。
現在ソフォスは、VMware ESXi 6.7 以降および Microsoft Hyper-V のみに対応しています。
Hyper-V を使用するには、EAP に参加する必要があります。
統合用に VM イメージを設定してダウンロードしたら、次の説明に従って導入します。その後、サードパーティ製品からデータを送信するように設定できます。
該当するプラットフォームのタブをクリックして、手順を確認してください。
制限事項
ESXi を使用している場合、OVA ファイルは Sophos Central で検証されるため、一度のみ使用できます。新しい VM を導入する必要がある場合は、Sophos Central で OVA ファイルを再作成する必要があります。
ESXi ホスト上で、次の手順を実行します。
- 「仮想マシン」を選択します。
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「VM の作成/登録」をクリックします。
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「作成タイプの選択」で、「OVF ファイルまたは OVA ファイルから仮想マシンをデプロイ」を選択します。「次へ」をクリックします。
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「OVF ファイルと VMDK ファイルの選択」で、以下の手順に従います。
- VM 名を入力します。
- ページをクリックしてファイルを選択します。ダウンロードした OVA ファイルを選択します。
- 「次へ」をクリックします。
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「ストレージの選択」で、「標準」ストレージを選択します。次に、VM を配置するデータストアを選択します。 「次へ」をクリックします。
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「デプロイのオプション」で、次のように設定を入力します。
- 「SPAN1」および「SPAN2」。これは、統合には必要ありません。任意のポートグループをプレースホルダとして選択し、後で VM 設定で切断します。
- 「SYSLOG」で、サードパーティ製品から syslog データを受信するポートを選択します。
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「MGMT」で、データコレクタの管理インターフェースを選択します。このインターフェースを使用すると、データコレクタは Sophos Data Lake にデータを送信できます。
このインターフェースは、Sophos Central の「インターネットに接続するネットワークポートの設定」で先ほど設定しました。
設定時に DHCP を選択した場合は、VM が DHCP 経由で IP アドレスを取得できることを確認します。
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「ディスクプロビジョニング」で、「シン」が選択されていることを確認します。
- 「自動的にパワーオン」が選択されていることを確認します。
- 「次へ」をクリックします。
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「追加設定」の手順をスキップします。
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「完了」をクリックします。VM リストに新しい VM が表示されるまで待ちます。これには数分かかることがあります。
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VM の電源を入れ、インストールが完了するまで待ちます。
VM は、はじめて起動し、適切なポートグループとインターネットに接続できるかどうかを確認します。その後、再起動します。終了するまで最長 10分かかることがあります。
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Sophos Central で、統合する製品の「統合」ページに移動し、更新します。VM の状態が「接続済み」になります。
Sophos Central でダウンロードした ZIP ファイルには、仮想マシンの導入に必要なファイル (仮想ドライブ、seed.iso、PowerShellスクリプト) が含まれています。
VM を導入するには、次の手順を実行します。
- ZIP ファイルをハードドライブのフォルダに解凍します。
- そのフォルダに移動し、
ndr-sensor.ps1
ファイルを右クリックして、「 PowerShell で実行」を選択します。 -
「セキュリティ警告」メッセージが表示された場合は、「開く」をクリックしてファイルの実行を許可します。
一連の質問に答えるように求められます。
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VM に名前を付けます。
- スクリプトは、VM ファイルが保存されるフォルダを表示します。これは、仮想ドライブのデフォルトのインストール場所にある新しいフォルダです。スクリプトがそれを作成できるよう、「
C
」と入力します。 - VM に使用するプロセッサ (CPU) の数を入力します。
- 使用するメモリ容量を GB単位で入力します。
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スクリプトは、現在使用している vSwitch すべての番号付きリストを表示します。
管理インターフェースを接続する vSwitch を選択し、その番号を入力します。このインターフェースを使用すると、データコレクタは Sophos Data Lake にデータを送信できます。
このインターフェースは、Sophos Central の「インターネットに接続するネットワークポートの設定」で先ほど設定しました。
設定時に DHCP を選択した場合は、VM が DHCP 経由で IP アドレスを取得できることを確認します。
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Syslog インターフェースに接続する vSwitch を入力します。
これは、サードパーティ製品から Syslog データを受信する vSwitch です。
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ネットワークトラフィックをキャプチャするために、vSwitch を指定する必要はありません。このような設定は、Sophos NDR を使用している場合のみに該当します。任意の vSwitch をプレースホルダとして選択し、後で VM 設定で切断します。
PowerShell スクリプトは、Hyper-V で VM を設定します。「インストールが正常に完了しました」というメッセージが表示されます。
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任意のキーを使用して終了します。
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Hyper-V マネージャーを開き、この VM が仮想マシンのリストに追加されたことを確認します。必要な場合は、設定を変更できます。その後、電源を入れます。
VM は、はじめて起動し、適切な vSwitch とインターネットに接続できるかどうかを確認します。その後、再起動します。終了するまで最長 10分かかることがあります。
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Sophos Central で、統合する製品の「統合」ページに移動し、更新します。VM の状態が「接続済み」になります。