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Linux ゴールドイメージの作成

仮想環境に Sophos Protection for Linux (SPL) をインストールする場合、ゴールドイメージから新しい仮想マシンを作成できます。ゴールドイメージは、仮想マシンのテンプレートとして機能します。新しく作成する各仮想マシンの ID が、ゴールドイメージとして使用されるデバイスの ID とは異なるようにする必要があります。

仮想マシンの準備

SPL をインストールする前に、ゴールドイメージとして使用する仮想マシンを設定する必要があります。イメージとして使用するデバイスを更新して、希望どおりの OS およびアプリの環境を整えます。

また、サポートされている Linux OS を使用していることも確認する必要があります。システム要件については、Sophos Protection of Linux リリースノートを参照してください。

Sophos Protection for Linux のインストール

ゴールドイメージに SPL をインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Sophos Central にサインインします。
  2. デバイス > インストーラ」に移動します。
  3. Linux サーバー用インストーラのダウンロード」をクリックします。
  4. 次のコマンドを使用して、「execute」(実行) を含むようにファイルの権限を変更します。

    chmod +x SophosSetup.sh

  5. 次のコマンドを使用してインストーラを実行します。

    ./SophosSetup.sh

    ヒント

    コマンドラインオプションを使用してインストールをカスタマイズできます。詳細は、インストーラのコマンドラインオプション: Linuxを参照してください。

仮想マシンの登録解除

Sophos Protection for Linux がインストールされている仮想マシンからゴールドイメージをセットアップする場合は、Sophos Central からゴールドイメージを登録解除して、そのゴールドイメージから実行される仮想マシンのすべてのインスタンスが独自の ID を取得できるようにする必要があります。

  1. opt/sophos-spl/base/bin/ を参照します。
  2. 次のコマンドを使用して、Sophos Central から登録解除します。

    ./registerCentral --deregister

  3. 仮想マシンをシャットダウンし、イメージを保存します。

    要件

    イメージは、シャットダウンの状態で保存する必要があります。再起動するとイメージが再登録されるため、イメージは再起動しないでください。イメージが再登録されてしまった場合は、デバイスの重複を避けるために、仮想マシンの登録を解除する手順を再度実行する必要があります。重複したデバイス - よくある質問 (FAQ)を参照してください。

これで、ゴールドイメージから仮想マシンのクローンを作成する準備が整いました。ゴールドイメージから仮想マシンのクローンを作成すると、仮想マシンは起動後に自動的に登録され、ネットワークに接続されます。その後、Sophos Central で管理できます。