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メール送信の制限と権限

管理者は、大量のメールを送信する必要があるユーザーに対して、その権限をリクエストできます。

ユーザーが送信できるメールの数は、大量のメールが無制限に送信されることを防止するためにデフォルトで制限されています。メールアカウントがハッキングされた場合、そのアカウントが大量のスパムを送信するために使用される可能性があり、この場合、組織の信頼に影響を与えます。組織がブロックされたり、外部のインターネット組織によって制約されたりする可能性があります。

アカウントがメール送信の制限に達すると、平均送信率が制限を下回るまで、アカウントはブロックされます。ブロックされている間、メールを送信しようとしても失敗し、送信されたメールはエラーと共に返されます。このような対策は、組織全体ではなく、影響を受けたアカウントのみに適用されます。これにより、組織全体が影響を受けることを防止することができます。

ユーザーが大量のメールを送信する真の必要性がある場合は、バルクメールの送信者権限をユーザーに付与するようにソフォスに依頼できます。

バルクメール送信の制限

標準ユーザーとバルクメール権限を持つユーザーは、異なる送信の制限があります。詳細については、送信率の制限を参照してください。

バルクメールの送信者権限は、組織のユーザーの最大 5% のみに付与できます。

バルクメールの送信者権限の申請

マイプロダクト > Email Protection > メールボックス」で、ユーザーを選択し、「バルクメールの送信者権限のリクエスト」をクリックします。バルクメールの送信者権限が、既にそのユーザーに対してリクエストまたは許可されている場合は、ステータスメッセージが表示されます。

バルクメールの送信者権限」が表示されない場合は、「全般設定 > ゲートウェイドメイン設定/状態または M365」をクリックして、ドメインが「受信と送信」に設定されていることを確認します。

バルクメールの送信者権限」ダイアログ ボックスで、すべての必須フィールドを入力します。

  • どのくらいの頻度でバルクメールを送信しますか?: 以下のオプションを使用して、メールボックスがバルクメールを送信する頻度を選択します。

    • 毎日: 毎日バルクメッセージを送信するメールボックス用。例えば、ニュースレターや警告などです。
    • 毎週: 1週間に 1回または数回バルクメッセージを送信するメールボックス用。たとえば、週次レポートなどです。
    • 毎月: 必要に応じてバルクメッセージを送信するメールボックス用。たとえば、月次の明細書やお知らせなどです。
  • 期間ごとに送信するメールの件数は何ですか?: 選択した期間中に送信するメールの概数を入力します。

    期間は選択した頻度です。

  • メールを一括送信する目的は何ですか?(例: 顧客への請求書): 大量のメールを送信する理由を説明します。

フォームに記入したら、「保存」をクリックします。ソフォスの担当者が 6時間以内にリクエストを確認します。

必要に応じて、確認を必要とせずに一括送信者権限を削除することもできます。

バルクメールの送信権限の監視

メールボックスの「マイプロダクト > Email Protection > メールボックス」には、「バルクメールの送信者権限」セクションがあります。これには、権限申請のステータスが表示されます。

警告」では、メール送信の制限に達したユーザーを確認できます。また、ユーザー警告の頻度を変更することもできます。