安全にファイルを共有するためにファイルをパスワード保護する方法
制限事項
この機能は、Central Device Encryption 2.0 以降のみで使用できます。この機能は、Windows のみに対応しています。
最大 50MB のファイルを保護できます。
これは、「デバイス暗号化」ポリシーでオンにできます。
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コンテキストメニューを有効にする
このオプションをオンにすると、右クリックメニューに「ファイルのパスワード保護」オプションが表示されるようになります。ユーザーは、社外に機密情報を送信する際に、ファイルをパスワードで保護してメールに添付することができます。ファイルは、コンテンツが暗号化された新しい HTML ファイルにラップされます。
受信者は、このファイルをダブルクリックしてパスワードを入力することで、ファイルを開くことができます。受信者は、同じパスワードや新しいパスワードを使用して受信したファイルを保護して返送するか、またはパスワード保護されたファイルを新たに作成できます。
ヒント
パスワード保護されたフォルダを共有するには、そのフォルダの ZIP ファイルを作成し、それをパスワード保護してください。
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Outlook アドインを有効にする
このオプションをオンにすると、メールの添付ファイルの暗号化機能が Outlook に追加されます。ユーザーは、Outlook のリボンにある「添付ファイルの保護」を選択することにより、添付ファイルを保護することができます。平文の添付ファイルはすべて、コンテンツが暗号化された新しい HTML 形式の添付ファイルにラップされたうえで、メール送信されます。
アドインは、ユーザーが Outlook アプリを再起動した後に使用できるようになります。
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添付ファイルの処理について、常にユーザーに確認する
このオプションをオンにすると、メッセージにファイルが添付されているときは、ユーザーは必ず、添付ファイルの送信方法を選択する必要があります。ユーザーは、ファイルをパスワードで保護して送信することも、平文のまま送信することもできます。
社内ドメインなど、「添付ファイルの処理について、常にユーザーに確認する」オプションの適用対象から除外するドメインを入力できます。送信先がそういったドメインの場合、添付ファイルの処理方法を確認するメッセージは表示されません。
完全ドメイン名のみを入力し、複数指定する場合は、コンマで区切ってください。
サポートされているブラウザ
パスワードで保護されたファイルを開くために、ソフォスは次のブラウザをサポートしています。
- Windows、macOS、および Android 上の Google Chrome
- Windows、macOS、および Android 上の Firefox
- Windows 10 以降上の Microsoft Edge
- Windows 7 上の Microsoft Internet Explorer 11.x
動作することが知られていますが正式にサポートされていない別のブラウザは、Windows、macOS、および Android 上の Opera です。
他のブラウザは動作する場合と動作しない場合があります。