改善されゼロタッチ機能でファイアウォールを追加
改善されたゼロタッチ機能の設定を使用してファイアウォールを導入するには、EAP の招待を受け取っている必要があります。
ファイアウォールのバージョンが 19.0 MR1 以降である場合、改善されたゼロタッチ機能を使用して導入できます。
改善されたゼロタッチ機能では、すべてのファイアウォール設定を Sophos Central の環境設定ファイルに保存できます。その後、ファイアウォール管理者がファイアウォールをインターネットに接続すると、ファイアウォールは設定ファイルをダウンロードし、Sophos Central に接続します。
改善されたゼロタッチ機能は、Sophos Central の管理下にあるハードウェアアプライアンス (XG、XGS、および SG) で利用できます。
注
ファイアウォール管理者がインターネットへの接続に使用するファイアウォールの WAN ポートで、DHCP が有効になっている必要があります。新しいソフォスのファイアウォールの WAN ポート2 では、デフォルトで DHCP が有効になっています。
導入
Sophos Central Admin での操作手順
Sophos Central Admin で、次の手順を実行します。
- 自分のアカウント名に移動し、「アーリー アクセス プログラム」をクリックして、「参加に招待が必要なプログラム」までスクロールし、EAP の招待コードを追加して、「Enter」をクリックします。
- 「利用可能なアーリー アクセス プログラム」の下に「改善されたゼロタッチ機能」が表示されます。 「参加」をクリックします。
- 「続行」をクリックした後、利用規約に同意します。
- 「ファイアウォール管理 > ファイアウォール」を参照します。
- 「ファイアウォールの追加」をクリックして、新しいファイアウォールを追加するオプションを選択します。
- Sophos Firewall のシリアル番号を入力して、「次へ」をクリックします。
- ファイアウォールの登録先メールアドレスを選択して、「登録と続行」をクリックします。ファイアウォールがそのアドレスに正常に登録されたことがわかります。
- 「次へ」をクリックします。
- 使用許諾契約に同意して、「続行」をクリックします。
- ファイアウォールの名前とタイムゾーンを選択し、「続行」をクリックします。
- ライセンスされた機能を確認し、必要に応じて、ユーザーによる機能改善プログラムに参加して、「続行」をクリックします。
- LAN の設定を行います。
- 「インターネット接続の編集」をクリックして、WAN を設定します。
- 「適用」をクリックした後、「続行」をクリックします。
- ゼロタッチモードとして「ファイアウォールが Sophos Central から設定をダウンロードする」を選択した後、「続行」をクリックします。
- 「集中管理の自動承認」を選択した後、「続行」をクリックします。
- ファイアウォールの導入手順に関する情報が表示されます。「完了」をクリックします。
Sophos Firewall での操作手順
ファイアウォール管理者は、ファイアウォールの導入先サイトの DHCP 対応ポートで、ファイアウォールをインターネットに接続する必要があります。
ファイアウォールが新しくない (初期状態でない) 場合、ファイアウォール管理者は、Sophos Firewall を出荷時のデフォルト設定にリセットする必要があります。これは、コマンドラインインターフェースから、次のようにして実行できます。
- メインメニューで、オプション 5 「Device management」を選択します。
- デバイス管理メニューで、オプション 1 「Reset to Factory Defaults」を選択した後、プロンプトが表示されたら「yes」を入力します。Sophos Firewall が再起動します。
コマンドラインインタフェースへのアクセス方法の詳細は、コマンドライン ヘルプを参照してください。
その後、ファイアウォールは、Sophos Central で作成したゼロタッチ設定ファイルをダウンロードし、Sophos Central に接続します。
ファイアウォール管理者は、Web 管理コンソールにサインインして、セットアップの進行状況を確認できます。
次に例を示します。
ファイアウォールが Sophos Central に接続できない場合、ファイアウォール管理者は次の操作を実行できます。
- 「ゼロタッチプロセスの再実行」をクリックして 、もう一度接続を試みてください。
これに失敗した場合は、Sophos Central 管理者にファイアウォールを再度追加するように依頼するか、ファイアウォールを再起動してください。
- 「ファイアウォールをローカル管理する」をクリックします。ファイアウォールをローカル設定し、ファイアウォールの動作が開始したら Sophos Central に追加するように Sophos Central 管理者に依頼する必要があります。
Sophos Central からのファイアウォールへのアクセス
- 「ファイアウォール管理 > ファイアウォール」を参照します。
- 先ほど設定したファイアウォールをクリックして、Sophos Central を使用してアクセスします。
- ファイアウォールで、「管理」に移動し、「デフォルト管理者のパスワードの設定」までスクロールダウンします。
- パスワードを入力して確認入力し、「適用」をクリックした後、「OK」をクリックして確認します。
これで、ファイアウォールをグループに追加し、Sophos Central を使用して管理できるようになりました。