偽装対策と VIP の管理
有名企業や組織内の重要な人物 (VIP)、ベンダー、顧客、またはパートナー組織を送信元に装ったメッセージを検出できます。
次の動作は、偽装対策と VIP の管理に関連しています。
-
隔離されたメッセージ
- 隔離されたメッセージをリリースできるのは、管理者のみです。
- デフォルトでは、隔離されたメッセージは、Self Service Portal (SSP) または隔離のサマリーではユーザーに表示されません。
-
VIP 管理リスト
- VIP 管理リストには、最大で 1000メールアドレスを含めることができます。
- VIP 管理リストは、Sophos Central lまたは同じ Sophos Central アカウント内で保護されたドメイン間で共有されます。外部 VIP には、取引先の組織のドメインがある場合があります。
-
デフォルトの偽装対策スキャン
- 偽装対策はデフォルトで有効になっており、最も悪用されているブランドのメールをスキャンします。
- VIP 管理リストが空であっても、最も悪用されているブランドの送信者の表示名またはメールアドレスドメインをスキャンします。
-
スマートバナー
スマートバナーは、HTML メッセージとプレーンテキストメッセージの両方に適用されます。
-
不審なメールを報告する
ユーザーはスマートバナーの「報告」のリンクを使用して、疑わしいメッセージを SophosLabs に報告できます。
偽装対策
「偽装対策」では、次の 2種類の偽装が検索されます。
- 金融機関やオンラインショッピングのサイトなど、有名企業の模倣。
- 重要な人物の名前を使用したフィッシングメール。「VIP 管理」では、内部および外部の両方の名前を追加できます。
「偽装対策」は、特定の VIP 名が一致しなくても、メールに偽装としてフラグを付けることができます。この種類の偽装は、「一般的な偽装」に分類されます。誤検知が発生した場合は、SophosLabs にサンプルメールを送信して確認してください。詳細は、スパムメールや誤検知されたメールのサンプルを SophosLabs (ソフォスラボ) に送信する方法を参照してください。
この機能は、デフォルトでオンになっており、「メールセキュリティ」ポリシーの設定によって制御されます。詳細は、メールセキュリティポリシーを参照してください。
VIP の管理
このバージョンのヘルプが公開された時点では、この機能はリリースされていない可能性があります。
「VIP の管理」ページで内部および外部 VIP リストを管理できます。
- 内部 VIP: 組織内で偽装される可能性の最も高い VIP を指します。
- 外部 VIP: ベンダー、顧客、またはパートナー組織の個人が攻撃者になりすまして組織を標的にする可能性があります。外部の人や他の組織の連絡先を VIP として追加できます。
Sophos Central は、特に内部および外部 VIP に偽装した外部の送信者を探します。リストには最大 1000人の VIP を追加できます。内部 VIP および外部 VIP を追加するには、「VIP の追加」機能を使用します。詳細は、VIP の追加を参照してください。
VIP を追加したら、偽装メールに対するアクションをメール セキュリティ ポリシー設定で定義します。詳細は、メールセキュリティポリシーを参照してください。
VIP 管理リストから VIP を削除することもできます。詳細は、VIP の削除を参照してください。