Google Workspace での Phish Threat のセットアップ
Google Workspace で Phish Threat を設定して、Phish Threat キャンペーンを処理できます。
フィッシングキャンペーンが正常に配信されるようにするには、メール許可リストに Sophos Phish Threat IP アドレスを追加する必要があります。
メール許可リストに IP アドレスを追加する
Phish Threat IP アドレスをメール許可リストに追加するには、次の手順を実行します。
- 「Google 管理」にサインインします
- 「メニュー > アプリ > Google Workspace > Gmail」の順に選択します。
- 「迷惑メール、フィッシング、不正なソフトウェア」をクリックします。
- 「メール許可リスト」で、編集アイコンをクリックします。
-
メール許可リストに IP アドレスを入力します。
Phish Threat が使用する IP アドレスの詳細については、 IPアドレスおよびドメインを参照してください。
-
「保存」をクリックします。
受信ゲートウェイの設定
IP アドレスおよびその他の設定を受信ゲートウェイに追加するには、次の手順を実行します。
- 「Google 管理」にサインインします
- 「メニュー > アプリ > Google Workspace > Gmail」の順に選択します。
- 「迷惑メール、フィッシング、不正なソフトウェア」をクリックします。
- 「受信ゲートウェイ」で、編集アイコンをクリックします。
- 受信ゲートウェイ設定をオンにします。
-
「ゲートウェイの IP 」で、次の手順を実行します。
- 「追加」をクリックします。
- 許可する IP アドレスを入力します。
- 「外部 IP を自動検出 (推奨)」を選択します。
- 「ゲートウェイの IP を経由しないメールをすべて拒否する」の選択を解除します。
- 「上記のメール ゲートウェイからの接続では TLS を必須とする」を選択します。
-
「メールのタグ付け」で、次の手順を実行します。
- 「以下のヘッダーの正規表現と一致するメールを迷惑メールとみなす」を選択します。
- 「正規表現」では、メールヘッダーの内容と一致しないテキストを入力します。例:
344jedjs=-0sdfee3
。 - 「正規表現と一致するメールを迷惑メールとみなす」を選択します。
- 「このゲートウェイからのメールに対しては Gmail の迷惑メール評価を無効にし、ヘッダー値のみを使用する」を選択します。
-
「保存」をクリックします。
ドメインの追加とスパム対策の設定
ドメインを追加してスパム設定を構成するには、以下の手順に従います。
- 「Google 管理」にサインインします
- 「メニュー > アプリ > Google Workspace > Gmail」の順に選択します。
- 「迷惑メール、フィッシング、不正なソフトウェア」をクリックします。
- 「迷惑メール」で、 「設定」をクリックします。
- 迷惑メール設定の名前を入力します。例:
Phish Threat bypass
。 -
「これらの承諾済み送信者リストにあるアドレスまたはドメインから受信したメールには迷惑メールフィルタを適用しない。」を選択し 、次の手順を実行します。
- 「リストを作成または編集」をクリックします。これにより、Sophos Phish Threat ドメインの新しいリストを作成したり、既存のリストを変更したりできます。
- 「アドレスリストの管理」で、 「アドレスリストを追加」をクリックします。
- アドレスリストの名前を入力します。例:
Sophos Phish Threat
。 -
ドメイン名を入力します。
Phish Threat が使用する IP アドレスの詳細については、 IPアドレスおよびドメインを参照してください。
-
すべてのドメインの認証要件をオフにして、「保存」をクリックします。
-
「迷惑メール」で、「既存のリストを使用する」をクリックします。
-
「選択したリスト内の送信者またはドメインから受信したメールの場合は迷惑メールフィルタを適用せず、警告も非表示にする」を選択し 、次の手順を実行します。
- 「既存のリストを使用する」をクリックします。
- Sophos Phish Threat 用に作成したリストを選択します。
- 「保存」をクリックします。
コンテンツコンプライアンスの設定
関連する IP を追加し、 「コンテンツコンプライアンス」で許可リストを有効にするには、次の手順を実行します。
- 「Google 管理」にサインインします
- 「メニュー > アプリ > Google Workspace > Gmail」の順に選択します。
- 「コンプライアンス」をクリックします。
- 「コンテンツ コンプライアンス」で、「設定」をクリックします。
- コンテンツコンプライアンス設定の名前を入力します。例:
Phish Threat content compliance
。 - 「影響を受けるメール」で、 「受信」をクリックします。
- 「次の一部がメールに一致する場合」で 「追加」をクリックします。
-
「設定の追加」で、次の詳細を選択します。
- 「メタデータの一致」を選択します。
- 「属性」で「 ソース IP」を選択します。
- 「一致タイプ」で、「ソース IP が次の範囲内にある」を選択します。
- 「ソース IP が次の範囲内にある」に、許可リストに登録する Sophos Phish Threat IP を入力します。
- 「保存」をクリックします。
他の Phish Threat IP を追加する場合は、これらの手順を繰り返します。
-
「次の一部がメールに一致する場合」で 「追加」をクリックします。
-
「設定の追加」で、次の詳細を選択します。
- 「高度なコンテンツ マッチ」を選択します。
- 「場所」で、「完全なヘッダー」を選択します。
- 「一致タイプ」で、「テキストを含む」を選択します。
- 「コンテンツ」に
X-PT-TOKEN
と入力します。 - 「保存」をクリックします。
-
「上の表現が一致する場合は、次の処理を行う」は、次の手順に従います。
- 「迷惑メール」で「このメッセージには迷惑メールフィルタを適用しない」を選択します。
- 「暗号化(配信時のみ)」で、「セキュアなトランスポート(TLS)を使用する」を選択します。
- 「保存」をクリックします。
Phish Threat IP が正常に追加され、コンテンツコンプライアンスがオンになりました。