Sophos Outlook アドインのインストール
Sophos Outlook アドインをインストールすると、ユーザーが疑わしいメールを簡単に報告できるようになります。
アドインをインストールするには、次の手順を実行します。
- アドインを設定します。詳細は、アドインの設定を参照してください。
- XML マニフェストのダウンロード。詳細は、XML マニフェストファイルのダウンロードを参照してください。
-
アドインのユーザーへの展開。詳細は、Sophos Outlook アドインを展開するを参照してください。
または、 Microsoft のアドイン展開プロセスを参照してください。
アドインを利用できる環境
アドインは、以下の環境で使用できます。
- Microsoft Outlook for Windows/Mac。
- Microsoft Outlook on the Web (旧称: Outlook Web App)。
- iOS および Android 用の Microsoft Outlook。
- Microsoft 365 (旧称: Office 365) および Exchange。
制限
- このアドオンは、Exchange 2013 や、Gmail やその他の POP/IMAP アカウントなどの Microsoft 以外のメールサービスをサポートしていません。
- モバイルデバイスアドインは Microsoft 365 Exchange サーバーでのみ機能し、オンプレミスの Exchange サーバーとは互換性がありません。
- Windows および Mac 用の Outlook 2019 メールクライアント、および Windows 用の Outlook 2016 メールクライアントはサポートされていません。これはモバイルデバイスのアドインには影響しません。
注
Sophos Outlook アドインを既にインストール済みの場合は、ユーザーが最新バージョンを使用していることを確認してください。
アップグレードする方法は、Outlook アドインのアップグレードを参照してください。
アドインの設定
アドインをユーザーに展開する前に、疑わしいメッセージに関するレポートの配信先メールボックス (複数可) を設定する必要があります。
メールボックスを追加するには、次の手順を実行します。
- 「マイプロダクト > Phish Threat > 設定 > メール報告用の Outlook アドイン」を参照します。
- 「メールボックスの追加」をクリックして、新しいメールボックスを追加します。
XML マニフェストファイルのダウンロード
メールボックスを設定したら、XML マニフェストファイルをダウンロードする必要があります。
マニフェストファイルをダウンロードするには、次の手順を実行します。
- 「マイプロダクト > Phish Threat > 設定 > メール報告用の Outlook アドイン」を参照します。
- 「XML マニフェストのダウンロード」リンクをクリックします。
- このファイルは、展開手順の実行時にアクセス可能な場所に保存します。
Sophos Outlook アドインを展開する
Sophos Outlook アドインを展開するには、次の手順を実行します。
- 「Office 365 管理センター」にサインインします。
- 「設定 > 統合アプリ」の順にクリックします。
- 「カスタムアプリをアップロードする」をクリックします。
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「アプリをアップロードして展開する」ページで、次の手順を実行します。
- 「アプリの種類」で、「Officeアドイン」を選択します。
- アプリのアップロード方法を選択」で、「デバイスからマニフェスト ファイル (.xml) をアップロード」を選択し、「ファイルを選択」をクリックします。
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SophosOutlookAddinManifest.xml
マニフェストファイルを検索し、「開く」をクリックします。「マニフェストファイルが検証されました」確認メッセージが表示されます。
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「次へ」をクリックします。
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「ユーザーの追加」ページで、次の手順を実行します。
- 「これはテスト展開ですか?]で、テストではない場合は「No」を選択します。
- 「ユーザーを割り当てます」で、「自分だけ」、「組織全体」、または「特定のユーザーまたはグループ」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
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「アクセス許可の要求の承諾」 ページで、「アクセス許可の承諾」をクリックします。
- 「アクセス許可の要求」ページで、「承諾」をクリックして Sophos Outlook アドインの追加のアクセス許可を承諾します。
- 「次へ」をクリックします。
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「展開の確認と完了」ページで、「展開の完了」をクリックします。
展開が完了したことの確認メッセージが表示されます。
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「完了」をクリックします。
「統合アプリ」ページの「展開されたアプリ」タブの下にアドインが表示される。
Microsoft のアドイン展開プロセス
Microsoft のアドイン展開プロセスを使用して、アドインを展開できます。
注
続行する前に、アドインの展開に関する Microsoft 提供の最新情報を確認してください。ソフォスが提供する手順と Microsoft の手順が異なる場合は、Microsoft の手順を使用してください。
アドインを展開するには、次の手順を実行します。
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ユーザーがアドインをインストールできるかどうかをテストします。これを行うには、サイドローディングインストールの手順の手順に従います。
サイドローディングは、概念実証 (POC) やテスト目的のみで推奨されます。これは、ユーザー向けにアドインをインストールするプロセスを指します。
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アドインの Office 365 一元展開が、現在の環境で動作するかを確認します。詳細は、アドインの一元展開が組織で動作するかどうかを判断するを参照してください。
- アドインの一元的な展開を開始する準備ができたら、Microsoft 365 管理センターにアドインをデプロイするの手順に従います。
- 任意: オンプレミス環境で Microsoft 365 に接続していない場合は、Exchange 管理センターを使用して、組織にアドインをインストールします。詳細は、Exchange Server の Exchange 管理センターを参照してください。
アドインをエンドポイントコンピュータにインストールできない場合、または使用可能なアドインの一覧に表示されない場合は、Microsoft Office の最新のアップデートをインストールする必要があります。