IGMP スヌーピング
IGMP (Internet Group Management Protocol) スヌーピングは、IPv4 マルチキャストグループを識別するために、ネットワークスイッチが使用する方法です。IGMP スヌーピングがオンに設定されると、スイッチは、マルチキャストデータを受信するポートのリストを作成します。スイッチは、これらのポートにのみマルチキャストデータを転送します。
設定
「マイプロダクト > スイッチ > スイッチ」に移動し、IGMP スヌーピングを設定するスイッチまたはサイトを選択し、「L3 プロトコル > IGMP スヌーピング > 設定」に移動して IGMP リレーを設定します。
「状態」を選択すると、 スイッチまたはサイトの IGMP スヌーピングがグローバルにオンまたはオフになります。
IGMP スヌーピングをオンまたはオフにするには、「有効」または「無効」を選択します。
スイッチ上でローカルに設定された IGMP スヌーピングの状態を使用するには、「未設定」を選択します。
「レポートの抑制」は、メンバーがマルチキャスト対応ルーターに送信するメンバーシップレポートの数を制限します。1
から 25
の間の値を入力してください。
「保存」をクリックして、設定を更新します。
「設定のソース」には、IGMP スヌーピング設定の発信元が表示されます。
スイッチに設定されている各 VLAN の IGMP スヌーピング設定を確認できます。「編集」 をクリックし て、選択した VLAN の設定を変更します。次の設定を変更できます。
-
状態: 選択された VLAN での IGMP スヌーピング機能を有効/無効に切り替えます。次のいずれかの状態を選択してください。
- 有効: IGMP スヌーピングをオンにします。
- 無効: IGMP スヌーピングをオフにします。
- 未設定: スイッチでローカルに設定されIGMP スヌーピング状態を使用します。
-
バージョン: 使用する IGMP バージョンを以下のいずれかから選択します。
- v1: IGMPv1。
- v2: IGMPv2。
- v3: IGMPv3。
- 未設定: スイッチでローカルに設定された IGMP バージョンを使用します。
-
クエリアの状態: IGMP スヌーピングクエリアは、IP マルチキャスト トラフィックの受信を求める接続されたデバイスから、IGMP レポートメッセージをトリガーする IGMP クエリを送信します。IGMP スヌーピングでは、これらのレポートに基づいて正しいルーティングを設定します。次のオプションから選択します。
- 有効: IGMP スヌーピングクエリアをオンに設定します。
- 無効: IGMP スヌーピングクエリアをオフに設定します。
- 未設定: スイッチ上でローカルに設定された IGMP スヌーピングクエリアのステータスを使用します。
-
ファ-ストリーブ: スイッチをオンにすると、ポートには 1つのエンドポイントしか接続されていないとみなされます。これにより、多くの IGMP ホストの追加とリーブ要求が頻繁に発生するネットワークの帯域幅使用を改善できます。
- 有効: 「ファ-ストリーブ」をオンにします。
- 無効: 「ファ-ストリーブ」をオフにします。
- 未設定: スイッチでローカルに設定された「ファ-ストリーブ」設定を使用します。
-
クエリア間隔 (秒): 一般的なクエリの送信間隔を設定します。
60
から600
の間の値を入力してください。 - 応答間隔 (秒): IGMP クエリに対して、ホストが一定の時間以内に応答することを設定しています。
0
から25
の間の値を入力してください。 - 起動時のクエリカウンター: 「起動時のクエリカウンター」で設定されたレートでスイッチが送信する IGMP クエリの数を設定します。
2
から5
の間の値を入力してください。 - 起動時のクエリ間隔 (秒): スイッチが起動後に IGMP メンバーシップクエリを送信するレートを設定します。
15
から150
の間の値を入力してください。 - 静的ポート: ドロップダウンリストから、マルチキャスト対応ルーターに接続されているポートを選択します。
「保存」をクリックして VLAN 設定の変更内容を保存します。
グループリスト
「グループリスト」タブには、検出されたマルチキャストグループのリストが表示されます。このようなコンピュータまたはデバイスのグループは、同じネットワークトラフィックを受信します。