Trend Micro Email Security の統合
この機能を使用するには、「Email」統合ライセンスパックが必要です。
Trend Micro Email Security を Sophos Central と統合して、ソフォスでの解析用にデータを送信することができます。
これは API ベースの統合です。
主なステップは次のとおりです。
- Trend Micro Email Security から API キーとアカウントの詳細を取得します。
- Sophos Central に統合を設定します。
Trend Micro Email Security からの詳細の取得
Trend Micro Email Security アカウントから次の詳細を取得する必要があります。
- API キー
- ユーザー名
- 地域の URL
API キーの生成
統合に必要な API キーを生成するには、次の手順を実行します。
- Trend Micro Email Security 管理コンソールにログインします。
-
「Administration > Service Integration」の順に選択します。
デフォルトでは、「API Access」タブが開きます。
-
「Add」をクリックして API キーを生成します。
API キーは、Trend Micro Email Security にアクセスするときの認証に使用されるグローバル一意識別子です。
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API キーの値をコピーして保存します。API キーは秘密にしておきます。後で Sophos Central で使用する必要があります。
ユーザー名の取得
ユーザー名は Trend Micro Email Security アカウントのユーザー名です。
地域 URL の取得
サポートされている地域 URL は次のとおりです。
地域 | 地域の URL |
---|---|
北米、中南米、アジア太平洋地域 | api.tmes.trendmicro.com |
欧州およびアフリカ | api.tmes.trendmicro.eu |
オーストラリアおよびニュージーランド | api.tmes-anz.trendmicro.com |
日本 | api.tmems-jp.trendmicro.com |
シンガポール | api.tmes-sg.trendmicro.com |
インド | api.tmes-in.trendmicro.com |
中東 (UAE) | api.tmes-uae.trendmicro.com |
次に、Sophos Central に統合を設定します。
統合の設定
Trend Micro Email Security を Sophos Central と統合するには、次の手順を実行します。
- Sophos Central で、「脅威解析センター > 統合 > マーケットプレイス」に移動します。
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「Trend Micro - Email Security」をクリックします。
「Trend Micro - Email Security」ページが開きます。ここで統合を設定し、既に設定されているすべてのリストを表示できます。
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「データの取り込み (セキュリティ警告)」で、 「設定の追加」をクリックします。
注
これが統合追加の初回である場合は、内部ドメインと IP の詳細の入力が必要になります。詳細は、ドメインと IP の詳細を入力するを参照してください。
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「統合手順」で、次の手順を実行します。
- 「統合名」と「統合の説明」を入力します。
- ベース URL を入力します。これは Trend Micro の地域 URL です。
- API トークンを入力します。これは Trend Micro から取得した API キーです。
- Trend Micro アカウントのユーザー名を入力します。
-
「保存」をクリックします
統合が作成され、リストに表示されます。状態のアイコンが緑色のチェックマークとして表示される場合は、検証後にデータが Sophos Data Lake に表示されます。