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https://docs.sophos.com/central/customer/help/ja-jp/index.html?contextId=ubiquitiunifi

Ubiquiti UniFi の統合

ログコレクタ ファイアウォール

この機能を使用するには、「Firewall」統合ライセンスパックが必要です。

Ubiquiti UniFi を Sophos Central と統合して、解析のためにソフォスにファイアウォール警告を送信することができます。

この統合では、仮想マシン (VM) 上にホストされているログコレクタを使用します。それらは共に統合アプライアンスと呼ばれています。アプライアンスはサードパーティのデータを受信し、Sophos Data Lake に送信します。

このページでは、ESXi または Hyper-V 上のアプライアンスを使用した統合について説明します。AWS 上のアプライアンスを使用して統合する場合は、AWS 上の統合を参照してください。

主な手順

統合の主な手順は、次のとおりです。

  • この製品の統合を追加します。この手順では、アプライアンスのイメージを作成します。
  • イメージをダウンロードして VM に展開します。これがアプライアンスになります。
  • アプライアンスにデータを送信するように Ubiquiti UniFi を設定します。

要件

お使いの Ubiquiti 製品がセキュリティ警告を生成できる必要があります。これが可能な製品には、次のものがあります。

  • UDM Pro (Dream Machine)
  • USG - Unifi Security

統合アプライアンスには、システムおよびネットワークアクセス要件があります。要件を満たしているかを確認するには、アプライアンスの要件を参照してください。

統合の追加

統合を追加するには、次の手順を実行します。

  1. Sophos Central で、「脅威解析センター > 統合 > マーケットプレイス」に移動します。

  2. 「Ubiquiti UniFi」をクリックします。

    「Ubiquiti UniFi」ページが開きます。ここで統合を追加し、既に追加されているすべてのリストを表示できます。

  3. 「データの取り込み (セキュリティ警告)」で、 「設定の追加」をクリックします。

    注

    これが統合追加の初回である場合は、内部ドメインと IP の詳細の入力が必要になります。詳細は、ドメインと IP の詳細を入力するを参照してください。

    「統合のセットアップ手順」が表示されます。

アプライアンスの設定

「統合のセットアップ手順」では、新しいアプライアンスを設定するか、既存のアプライアンスを使用できます。

ここでは、新しいアプライアンスを設定すると想定します。これを行うには、次のようにイメージを作成します。

  1. 統合名と説明を入力します。
  2. 「新しいアプライアンスの作成」をクリックします。
  3. アプライアンスの名前と説明を入力します。
  4. 仮想プラットフォームを選択します。現在、ソフォスは VMware ESXi 6.7 以降および Microsoft Hyper-V 6.0.6001.18016 （Windows Server 2016） 以降をサポートしています。

  5. 「インターネットに接続するネットワークポート」の IP 設定を指定します。これによって、アプライアンスの管理インターフェースが設定されます。

    • IP アドレスを自動的に割り当てるには、「DHCP」を選択します。

      注

      DHCP を選択した場合は、IP アドレスを予約する必要があります。

    • ネットワーク設定を指定するには、「手動」を選択します。

  6. 「Syslog IP バージョン」を選択し、「Syslog IP」アドレスを入力します。

    この syslog IP アドレスは、後で、データをアプライアンスに送信するように Ubiquiti UniFi を設定する際に必要になります。

  7. 「プロトコル」で「UDP」を選択します。

    データをアプライアンスに送信するように Ubiquiti UniFi を設定する際には、同じプロトコルを使用する必要があります。

  8. 「保存」をクリックします。

    統合が作成され、リストに表示されます。

    アプライアンスのポート番号は、統合の詳細に表示されます。これは、後で、それにデータを送信するように Ubiquiti UniFi を設定する際に必要になります。

    アプライアンスのイメージの準備が完了するまで、数分かかることがあります。

アプライアンスの導入

制限事項

ESXi を使用している場合、OVA ファイルは Sophos Central で検証されるため、一度のみ使用できます。別の VM を導入する必要がある場合は、Sophos Central で OVA ファイルを再作成します。

イメージを使用してアプライアンスを導入します。

  1. 統合のリストの「アクション」で、「OVA のダウンロード」など、プラットフォームのダウンロードアクションをクリックします。
  2. イメージのダウンロードが完了したら、VM に導入します。詳細は、アプライアンスの導入を参照してください。

アプライアンスを展開すると、統合は「接続済み」として表示されます。

Ubiquiti UniFi の設定

次に、syslog 転送を使用して警告を送信するように Ubiquiti UniFi を設定します。

注

Ubiquiti UniFi の複数のインスタンスを設定して、同じアプライアンスを介してソフォスにデータを送信できます。統合が完了したら、Ubiquiti UniFi の他のインスタンスに対してこのセクションの手順を繰り返します。Sophos Central でこの手順を繰り返す必要はありません。

Ubiquiti UniFi OS ユーザーインターフェースでログ転送モードを設定できますが、各サイトで個別に設定する必要があります。

UniFi OS のバージョンによって設定の名前は多少異なりますが、重要な手順はすべて同じです。

警告の転送を設定するには、次の手順を実行します。

  1. ログ設定に移動します。「Settings > System > Advanced > Remote Logging Location」

    以前のバージョンの場合は、次のようにログ設定に移動します。

    • 「Settings > Site > Remote Logging」(UniFi バージョン 5)
    • 「Settings > System > System Logging」(UniFi バージョン 7)

  2. 使用しているバージョンに適した設定を使用して、次のようにログを設定します。

    • 「Logging Levels」を「Auto」に設定します。
    • 「Syslog」をオンにします。
    • 「Debug logging」、「Debug logs」、「Netconsole」はオンにしないでください。
    • 「Enable remote syslog server」をオンにします。
    • 「Remote Logging Location」を「Remote Server」に設定します。

  3. 以前に設定したソフォスのアプライアンスの次の詳細を入力します。

    • 「Remote IP Address」または「Syslog Host」: アプライアンスの IP アドレス。これは、Sophos Central で入力した Syslog IP アドレスと同じである必要があります。
    • 「Port」または「Syslog Port」: Sophos Central で設定したポート番号。

  4. [Apply Changes」をクリックして設定を保存します。UniFi デバイスがソフォスへのログの転送を開始します。