アクセスポイント
すべてのワイヤレスアクセスポイントとその詳細を表示します。
「マイプロダクト > ワイヤレス > アクセスポイント」を参照して、アクセスポイントを表示します。
ワイヤレス アクセス ポイント (WAP) は、無線対応のデバイスを有線ネットワークに接続するためのハードウェア機器です。Sophos Central でアクセスポイントを設定するには、アクセスポイントをインターネットに接続し、パッケージに記載されているシリアル番号を使用して、Sophos Central に登録する必要があります。
「アクセスポイント」ページに は、Sophos Central に登録されているすべてのアクセスポイントが名前のアルファベット順にリストされます。ドロップダウンメニューからサイトを選択して、リストをフィルタリングできます。
リストが自動的に更新されます。リストの更新を停止するには、「自動更新」をオフにします。
アクセスポイントは、次の詳細情報と共に一覧表示されます。
- 名前: アクセスポイント名。
- MAC: アクセスポイントの MAC アドレス。
- シリアル番号: アクセスポイントのシリアル番号。
- 内部 IP アドレス: アクセスポイントに割り当てられた内部 IP アドレス。
- 機種: アクセスポイントの機種。
- 設定ステータス: アクセスポイントのアップデートおよび設定ステータス (最新、アップデート待ち、オフラインなど)。
- 使用可能な電力: アクセスポイントに接続されている Power Sourcing Equipment (PSE: 電源供給装置) から使用可能な電力を示します。緑色の稲妻
は、 アクセスポイントに十分な電力が供給されていることを示します。感嘆符の付いた赤い稲妻
は、 PSE がアクセスポイントに十分な電力を供給できないことを示します。
- 負荷: 接続されているデバイスがアクセスポイントに与える負荷。負荷は、メモリと CPU の使用率に基づいて計算されます。最大 60% のメモリ使用率、または最大 50% の CPU 使用率は緑色で表示されます。60% ~ 80% のメモリ使用率、または 50% ~ 80% の CPU 使用率は、黄色で表示されます。80% を超えるメモリまたは CPU 使用率は赤で表示されます。
- 帯域: アクセスポイントで設定されている無線方式。
- モード: 自動チャネル (AO)、動的チャネル (AC)、手動チャネル (M) など、チャネルの動作モード。
- チャネル: 設定済みかつ動作中のチャネルを表示。設定済みチャネル (動作チャネル) として表示されます。設定済み DFS (Dynamic Frequency Selection) チャネルでレーダーが検出された場合は、異なる動作チャネルが使用されることがあリます。
- ファームウェア: アクセスポイントにインストール済みのファームウェア。緑色のチェックマーク
は、アクセスポイントが最新であることを示します。青色の矢印
は、ファームウェアのアップグレードが利用可能であることを示します。時計アイコン
は、アクセスポイントがファームウェアアップグレードのスケジュールに設定されていることを示します。
- アップタイム: アクセスポイントのアップタイムを表示。
- メッシュのロール: メッシュネットワークのアクセスポイントのロールを表示。アクセスポイントのロールは、「ルート」または「ノード」のどちらかになります。この列にハイフンが付いている場合は、アクセスポイントがメッシュネットワークに割り当てられておらず、メッシュロールがないことを意味します。
アクセスポイントの登録
アクセスポイントを登録するには、次の要件を満たしている必要があります。
- Sophos Central と通信できる。詳細は、ドメインの要件を参照してください。
- 出荷時の設定にリセットされている。出荷時の設定を参照してください。
- 以前に登録した Sophos Firewall から削除されている。
アクセスポイントは、個別にまたは一括して登録することができます。
アクセスポイントを登録するには、「マイプロダクト > ワイヤレス > アクセスポイント」をクリックし、「登録」をクリックして、シリアル番号を入力します。アクセスポイントは、「登録」を再度クリックした後、検証されます。
複数のアクセスポイントを登録するには、すべてのアクセスポイントのシリアル番号をカンマ区切り値 (CSV) ファイルの最初の列に入力する必要があります。各行にそれぞれ 1つのシリアル番号が含まれるようにします。「マイプロダクト > ワイヤレス > アクセスポイント > 登録」の順に選択し、「一括プロビジョニング」をクリックして、該当する CSV ファイルをアップロードします。アクセスポイントが検証されます。
その後、ホスト名を入力し、保存できます。登録が完了すると、アクセスポイントが一覧に表示されます。
国の設定
アクセスポイントの国設定は、設定した国の法令に準拠しているチャネルのみ利用できるようにするものです。AP6 アクセスポイントの場合、アクセスポイントがどのサイトを割り当てることができるがにも影響します。アクセスポイントの詳細は、アクセスポイントの取扱説明書を参照してください。
AP6 アクセスポイントを登録すると、そのアクセスポイントの SKU に基づいてデフォルトの場所が選択されます。以下を参照してください。Sophos Wireless: AP6 SKU 国別のマッピング。
アクセスポイントの場所を変更するには、そのアクセスポイントをサイトに追加します。AP6 アクセスポイントの場合は、ローカル UI で国を設定することもできます。次のページを参照してください。
注
アクセスポイントの場所を変更すると、アクセスポイントが再起動して設定変更が完了します。
ファームウェアのアップグレード
AP6 シリーズのファームウェアアップグレード
AP6 アクセスポイントのファームウェアアップグレードは、Sophos Central からスケジュールすることも、AP6 GUI から手動でアップグレードすることもできます。
Sophos Central から AP6 シリーズアクセスポイントのファームウェアをアップグレードするには、次の手順に従います。
- 「マイプロダクト > Wireless > アクセスポイント」に移動します。
- 「ファームウェアのアップグレード」をクリックします
- アップグレードするアクセスポイントを選択します。
-
「スケジュールの選択」をクリックします。次のスケジュールオプションから選択できます。
- 今: 選択したアクセスポイントのファームウェアをすぐにアップグレードするには、「アップグレード」をクリックします。
- カスタム: アップグレードを実行する特定の日時を選択し、「保存」をクリックします。
- 繰り返し: 選択したアクセスポイントにファームウェアアップグレードを自動的に適用するには、毎日、毎週、または毎月のスケジュールを選択します。デフォルトのスケジュールは毎週火曜日の午前 3時です。
AP6 アクセスポイントでファームウェアのアップグレードがスケジュールされている場合は、 「ファームウェアのアップグレード」をクリックし、アップグレードをキャンセルするアクセスポイントを選択して、「スケジュールのキャンセル」をクリックすることで、スケジュールされたアップグレードをキャンセルできます。
AP6 アクセスポイントのファームウェアを手動でアップグレードするには、次の手順に従います。
- Sophos Central にサインインします。
- 「デバイス > インストーラ」に移動します。
- 「ワイヤレス」で、「ワイヤレスのファームウェアのダウンロード」をクリックします。
- ダウンロードしたアーカイブファイルから、アップグレードする AP6 モデルの
tar.gz.sig
ファイルを解凍します。 - AP6 GUI にサインインします。
- 「Advanced > ファームウェアの更新」に移動します。
- 「PC 上のファイル」を選択します。
- 「ファイルを選択」をクリックします。
- 解凍した
tar.gz.sig
ファイルを選択し、「開く」をクリックします。 - 「更新」をクリックします。
APX シリーズファームウェアのアップグレード
APX シリーズアクセスポイントのファームウェアをアップグレードするには、 「ファームウェアのアップグレード」をクリックし、「レガシー AP をアップグレードしますか?」をクリックします。これにより、 ファームウェアのアップグレードをスケジュールできる「基本設定」に移動します。詳細は、基本設定を参照してください。
CSV 形式で出力
すべてのアクセスポイントの詳細を CSV ファイルにエクスポートできます。これを行うには、「CSV 形式で出力」をクリックします。CSV ファイルは自動的にダウンロードされます。