設定
基本的な SSID 設定を構成、割り当て、保存します。
「マイプロダクト > ワイヤレス > SSID」に移動して、「設定」をクリックします。
SSID の基本設定を行います。
基本設定
SSID
名前を入力してください。SSID 名の大文字と小文字は区別されます。次の条件を満たす必要があります。
- 最低 1文字の印字可能文字。
- 最高 32文字の印字可能文字。
- 名前の始まりまたは終わりに空白を入れない。
接続したデバイスで表示エラーが発生しないように、ASCII 印字可能文字を使用することを推奨します。
種類
この SSID を APX または AP6 シリーズアクセスポイントのどちらに設定するかを選択します。
暗号化モード
暗号化モードを選択します。
ご使用の環境で可能な限り強力な暗号化モードを使用することをお勧めします。次の表に、サポートされている暗号化モードを示します。
アクセスポイント | 暗号化モード |
---|---|
APX | WEP WPA パーソナルおよびエンタープライズ WPA2 パーソナルおよびエンタープライズ |
AP6 | WPA2 パーソナルおよびエンタープライズ WPA3 パーソナルおよびエンタープライズ WPA2/WPA3 パーソナル |
制限事項
6 GHz帯域を設定する場合は、WPA2/WPA3 または WPA3 暗号化を選択する必要があります。
暗号化アルゴリズム
暗号化アルゴリズムを設定します。デフォルトのアルゴリズムは、AES (Advanced Encryption Standard) です。高速かつ強力な暗号化規格であり、広く一般に使用されているため、この使用を推奨します。
注
AP6 シリーズアクセスポイントは AES のみをサポートしています。
RADIUS サーバー IP
エンタープライズ認証方式を使用する場合は、ネットワーク用に RADIUS サーバーを設定する必要があります。
Sophos Central では、エンタープライズ認証方式を使用する各 SSID に対して RADIUS サーバを設定できます。AP6 シリーズアクセスポイントは、各周波数帯域 (2.4 GHz、5 GHz、6 GHz) に対してプライマリおよびセカンダリ RADIUS サーバーをサポートします。異なる RADIUS サーバーを持つ複数の SSID を AP6 アクセスポイントに割り当てると、次の動作が表示されます。
- Sophos Central は、設定された RADIUS サーバーを SSID に設定された各周波数帯域のプライマリ RADIUS サーバーとして割り当てます。
- エンタープライズ認証を使用して SSID を割り当て、同じ周波数帯域で RADIUS を設定すると、既存のプライマリ RADIUS サーバーが新しい SSID RADIUS サーバー設定で上書きされます。
RADIUS ポート
RADIUS 認証に使用するポートを入力します。デフォルトは 1812 です。
パスフレーズ
SSID を不正アクセスから保護するパスフレーズを入力します。パスフレーズには、8~63文字の ASCII 印字可能文字を使用する必要があります。
周波数帯域
周波数帯を選択します。この SSID に割り当てられたアクセスポイントは選択した周波数帯で送信を行います。周波数帯域が高いほど性能は向上しますが、範囲は狭くなります。
VoIP (Voice over IP) 通信の場合、5GHz の周波数帯を使用することを推奨します。5GHz は、パフォーマンスが高く、低レイテンシで電波干渉が発生しにくいのが特徴です。
メッシュモードを有効にする
メッシュネットワークを作成して、LAN アクセスを持たないアクセスポイントに接続できます。メッシュネットワークをオフにする場合は、SSID を削除する必要があります。
注
1つの SSID で 1つのメッシュネットワークのみ構成できます。
ネットワークの割り当て
SSID に 1台または複数台のアクセスポイントを割り当てることができます。APX アクセスポイントには、周波数帯ごとに最大 8個の SSID を設定できます。AP6 アクセスポイントは、帯域ごとに最大 16個の SSID をサポートします。
- 複数のアクセスポイント: 利用可能で登録済みのアクセスポイントを割り当てます。
- 後でアクセスポイントを追加: SSID を編集することにより、アクセスポイントを後から割り当てます。
設定の保存
基本設定を保存します。
- SSID を有効にする: 作成した SSID を有効にすることができます。SSID を無効にする場合は、設定を保存した後に無効にしてください。