Syslog
アクセスポイントからログデータをキャプチャし、Syslog サーバーに送信できます。
「マイプロダクト > Wireless > 診断 > Syslog」を参照して、アクセスポイントの Syslog キャプチャを設定します。
あらかじめ Syslog サーバーを設定しておく必要があります。Sophos Central でオンラインのアクセスポイントに対してのみ Syslog サーバーを設定できます。
Syslog サーバーは各アクセスポイントで設定できます。
データの混合を防ぐため、3台以上のアクセスポイントに対して同じ Syslog サーバーを設定しないことを推奨します。こうすることでデバッグしやすくなります。
問題の診断とトラブルシューティングの詳細は、よくある質問 (FAQ)を参照してください。
設定の前提条件
操作を開始する前に、次の事柄を確認してください。
- PC またはサーバーに Syslog サーバーをインストールします。異なる OS 用のさまざまな Syslog サーバーがあります。
- Syslog サーバーで ICMP を許可していることを確認します。Syslog サーバーへのログの送信を開始すると、アクセスポイントはサーバーへの ping を試行します。サーバーが応答しない場合、アクセスポイントは UDP パケットを送信しません。
- デフォルトで Syslog は、UDP の 514番ポートで稼働します。別のポートで待機するよう Syslog を設定した場合は、Sophos Central にその情報を追加してください。
- アクセスポイントが Syslog サーバーに接続していることを確認します。
- サーバーjは Syslog ソフトウェアで設定した保存場所にログを保存します。ログは、GUI またはテキストエディタを使用して表示できます。
- 新しいログを保存するための十分な空き容量が Syslog サーバーにあることを確認してください。
設定
設定したサーバーの IP アドレスとポート番号を使用して、Syslog データをキャプチャします。「開始」を使用して、システムで生成された特定のアクセスポイントのログをキャプチャします。次のオプションを設定する必要があります。
-
状態: アクセスポイントがオンライン、オフラインのどちらの状態であるかを示します。アクセスポイントのステータスが緑色の場合のみ、Syslog データをキャプチャできます。
アイコン 状態 アクセスポイントがオンラインです。 アクセスポイントがオフラインです。 -
アクセスポイント名: アクセスポイントのホスト名。
- シリアル番号: アクセスポイントのシリアル番号。
- サーバー IP: アクセスポイントは、このサーバーにパケットを送信します。パケットの内容を確認するには、Syslog の解析ツールをサーバーで実行する必要があります。
- サーバーポート: アクセスポイントは、サーバーのこのポートにパケットを送信します。
- アクション: Syslog データのキャプチャの開始または停止。
-
状態: Syslog データのキャプチャの状態。
状態 説明 開始済み Syslog データのキャプチャが開始しました。 完了 Syslog データのキャプチャが完了しました。 サーバーに到達できません アクセスポイントは、ユーザーが指定した IP アドレスに接続できません。