ディレクトリサービス
Microsoft Active Directory (AD) および Microsoft Azure AD (Azure AD) を使用して、複数のソースからユーザーとグループを同期できます。AD からデバイス、デバイスグループ、パブリックフォルダ、メールボックスを同期することもできます。
複数の Azure AD ドメインから Sophos Central に同期できます。
また、次の操作も実行できます。
- デバイスとデバイスグループを AD と同期し、同じドメインのユーザーとユーザーグループを Azure AD と同期する。
- 異なるドメインの Azure AD と同期する。
- 同じフォレスト内の異なるドメインの AD を同期する。1つのフォレスト内で複数の子ドメインを選択できます。
制限
次の操作は実行できません。
- 同じドメインにある複数の AD ソースを同期する。
- 同じドメインにある複数の Azure AD ソースを同期する。
- 同じドメインにある AD と Azure AD の両方を使用してユーザーを同期する。
- 複数の AD フォレストを Sophos Central Admin アカウントと同期する。
- 1つの Sophos Central Admin アカウントに対して、複数の Active Directory Synchronization Setup を使用する。
- 1つの Sophos Central Admin アカウントに対して、複数の AD の同期オプションを設定する。
ディレクトリソースの設定
ディレクトリソースを設定するには、管理者である必要があります。
「概要 > グローバル設定 > ディレクトリサービス」を参照します。
- 最新のインストーラをダウンロードして、AD との同期を設定できます。AD の同期の設定方法については、Active Directory との同期の設定を参照してください。
-
Azure AD ソースを追加できます。「Azure AD の追加」をクリックします。Azure AD の同期の設定方法については、Azure AD との同期の設定を参照してください。
同期を設定すると、ディレクトリソースが表示されます。
ディレクトリソース
各ソースについて、次の情報が表示されます。
- 名前: ディレクトリソース名をクリックすると、詳細が表示されます。
- 種類: Active Directory または Azure Active Directory のいずれか。
- ドメイン名: 情報の同期元のドメイン。
- 同期間隔: 同期が実行される日時。
- 状態: 前回の同期が成功したかどうか。また、警告やエラーが発生したかどうかも表示されます。
同期に関する警告は、「概要 > 警告」で表示できます。
同期のイベントは、「概要 > ログとレポート > イベント」で表示できます。
詳細の確認
ディレクトリソースの詳細を確認するには、ソースの名前をクリックします。
AD ソースについては、次の情報が表示されます。
- ユーザー、グループ、デバイス、デバイスグループ、パブリックフォルダ、およびインポートされた共有メールボックスの数。
- クライアントのホスト名 と AD バージョン。
- 前回の同期に成功したかどうか、または警告やエラーが発生したかどうか。
- 前回 AD と同期した日時。
- 情報の同期元のドメイン。
Azure AD ソースについては、次の情報が表示されます。
- Azure AD からインポートしたユーザーとグループの数。
- 前回の同期に成功したかどうか、または警告やエラーが発生したかどうか。
- 前回 Azure AD と同期した日時。
- 同期間隔。
ソースの管理
ディレクトリソースごとに、次の操作を実行できます。
- 名前と説明の編集。詳細は、ディレクトリソース名の変更を参照してください。
- 手動同期。詳細は、ソースの同期を参照してください。
ディレクトリソースの設定を変更できます。同期されたデータを削除することもできます (データの消去)。
AD ソースでこれを行う方法の詳細は、次を参照してください。
Azure AD ディレクトリソースでこれを行う方法の詳細は、次を参照してください。
Azure AD ディレクトリソースを削除することもできます。詳細は、Azure AD ディレクトリソースの削除を参照してください。
ディレクトリソース名の変更
ソースの名前と説明を変更できます。
警告
変更内容を反映させるには、同期をオンにする必要があります。同期をオンにすると、変更を元に戻すことはできません。
変更するには、次の手順を実行します。
- 「概要 > グローバル設定 > ディレクトリサービス」を参照します。
- ソースの名前をクリックします。
- 「オフにする」をクリックします。
- 名前と説明を編集します。
- 「オンにする」をクリックします。
ソースの同期
手動で同期するには、次の手順を実行します。
- 「概要 > グローバル設定 > ディレクトリサービス」を参照します。
- ソースの名前をクリックします。
- 「同期」をクリックします。