Sophos Anti-Virus for Linux からの移行
Sophos Anti-Virus for Linux のサポートは、2023年 7月 20日をもって終了となります。Linux デバイスを Sophos Protection for Linux に移行することを推奨します。
移行方法
移行するには、Sophos Central で Sophos Protection for Linux のインストーラをダウンロードする必要があります。その後、これを使用してデバイスを移行できます。Sophos Anti-Virus for Linux もアンインストールする必要があります。
移行後、リアルタイム検索を有効にするには、サーバー脅威対策ポリシーを設定する必要があります。具体的には、 「Server Protection for Linux Agent のスキャンを有効化する」をオンにする必要があります。これはデフォルトでオフになっています。
インストーラのダウンロード
インストーラをダウンロードするには、次の手順を実行します。
- 「デバイス > インストーラ」に移動します。
- 「Linux サーバー用インストーラのダウンロード」をクリックします。
SAV をアンインストールして Linuxデバイスを移行する
これにより、Sophos Protection for Linux をインストールすると同時に、Sophos Anti-Virus が削除されます。この方法ではデバイスが保護されていない時間が短縮されるため、この方法をお勧めします。必要に応じて、移行する前に Sophos Anti-Virus をアンインストールできます。 SAV をアンインストールして後で移行するを参照してください。
Linux デバイスを移行するには、次の手順を実行します。
- Linux デバイスでインストーラを見つけます。
-
「execute」(実行) を含むようにファイルの権限を変更します。
chmod +x SophosSetup.sh
-
インストーラを起動します。
./SophosSetup.sh --uninstall-sav
root 権限でサインインしていない場合は、
sudo
コマンドを使用してインストーラを実行します。sudo ./SophosSetup.sh --uninstall-sav
ヒント
Sophos Central によって既に管理されている Linux デバイスは、Sophos Anti-Virus によって保護されているときに所属していたものと同じポリシーグループに追加されます。
--group
オプションを使用して、Sophos Central の特定のグループにデバイスを追加できます。詳細は、インストーラのコマンドラインオプション: Linuxを参照してください。 -
インストールが完了したら、Sophos Central で「マイプロダクト > Server > サーバー」に移動して、デバイスが保護されていることを確認します。
SAV をアンインストールして後で移行する
移行する前に Sophos Anti-Virus for Linux をアンインストールする場合は、次の手順を実行します。
/opt/sophos-av
を参照します。uninstall.sh
を実行します。- 移行する準備ができたら、インストーラをダウンロードして実行します。
- 以前に Sophos Central で管理されていた Linux デバイスの場合は、Sophos Central にサインインして、「マイプロダクト > Server > サーバー」の順に選択します。デバイスに対してエントリが 2つ表示されます。「保護」列に「Anti-Virus for Linux」と表示されているエントリを削除します。
移行後
Sophos Protection for Linux への移行が完了したら、次の手順を実行します。
- 移行したすべての Linux デバイスが正しいサーバーグループにあることを確認します。
- オンデマンド検索を実行します。詳細は、検索を参照してください。
- サーバーの脅威対策ポリシーを確認してください。「Server Protection for Linux Agent のスキャンを有効化する」がオンになっていることを確認します。この設定はデフォルトではオフになっています。詳細は、リアルタイム検索 - ローカルファイルとネットワーク共有を参照してください。
- 検出機能をテストします。詳細は、Sophos Protection for Linux の検出機能をテストする方法を参照してください。