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エンタープライズ マスター ライセンス

エンタープライズレベルでのライセンス管理を選択できます。各ライセンスは、エンタープライズの管理下にあるサブ管理サイト間で共有されます。ライセンスの管理方法を一度変更すると、エンタープライズ マスター ライセンスを無効に戻すことはできません。

組織に Sophos Central Admin アカウントが 1つあり、それが購入済み (フル) ライセンスすべてを所有している場合、Sophos Central Enterprise アカウントにライセンスを転送することができます。転送したライセンスは、組織全体のマスターライセンスです。詳細は、ライセンスの転送を参照してください。

個別のライセンスを所有するサブ管理サイトが複数ある場合、マスターライセンスとして使用するには、各ライセンスを統合する必要があります。詳細は、ライセンスの統合を参照してください。

エンタープライズスーパー管理者は、マスターライセンスのプールからライセンスを割り当てることができます。

用語の説明

Sophos Central Enterprise では、次の用語が使用されます。

  • エンタープライズの使用状況:エンタープライズが現在使用しているライセンスの数。
  • エンタープライズの制限:エンタープライズのライセンスの最大数。
  • エンタープライズへの割り当て:エンタープライズ全体で現在使用されているライセンスの数を指します。
  • サブ管理サイトの使用状況:サブ管理サイトが現在使用しているライセンスの数。
  • 割り当ての制限を指定しますか:サブ管理サイトに割り当てられたライセンスの最大数。

ライセンスの割り当て

新しく追加されたライセンスは、ライセンスが割り当てられるまでマスターライセンスのサブ管理サイトでは使用できません。

ライセンスを割り当てるには、次の手順を実行します。

  1. Sophos Central Enterprise で、「サブ管理サイト」ページに移動します。
  2. サブ管理サイトを選択して、「ライセンスの割り当て」をクリックします。
  3. 各ライセンスの種類の横に、割り当ての制限を入力します。

    特定の種類のライセンスのサブ管理サイトへの割り当て数をゼロにした場合、サブ管理サイトは、ライセンスプールからその種類のライセンスを使用できません。該当する製品を、そのサブ管理サイトで使用することはできません。

    特定の種類のライセンスをサブ管理サイトに割り当てた場合、サブ管理サイトはこれらのライセンスを使用できます。サブ管理サイトが、割り当て数を超えて特定の種類のライセンスを使用した場合、エンタープライズだけでなくサブ管理サイトでも、上限を超えたとして表示されます。

  4. ライセンスの割り当て」をクリックします。

サブ管理サイト内で、同じ製品ラインから複数の製品のライセンスを選択することはできません。たとえば、Intercept X Advanced のライセンスを選択した場合、同じサブ管理サイトで Intercept X Advanced with XDR ライセンスを選択することはできません。

同一の製品に対しては、各サブ管理サイトで 1ライセンスのみ使用することを推奨します。たとえば、XDR 用のライセンスが 2つある場合は、1つを空白 (使用可能なライセンス数まで無制限) または特定の数に指定し、もう 1つを 0 に指定して、別のサブ管理サイトに割り当てることができるようにしてください。

エンタープライズのライセンス制限を超える割り当てを追加しようとすると、「無効な割り当ての制限が指定されました」という警告が表示されます。割り当てる数字は、エンタープライズの制限数と同じかそれより少ない必要があります。「エンタープライズへの割り当て」列の数を確認し、「エンタープライズの制限」列の合計数と比較します。

アドオンライセンス

アドオンライセンスも持つライセンスを割り当てる場合は、最初にベース製品のライセンスを割り当てるか、両方を同時に割り当てる必要があります。

Email Advanced のライセンスも割り当てずに、Email Advanced の暗号化アドオンライセンスを割り当てようとすると、「~ には、十分なシートとライセンス期間を持つ基本製品が必要です。」というエラーが表示されます。

ライセンスの転送

開始する前に次の確認または作業を行ってください。

  • 1つのサブ管理サイトのみで、すべてのフルライセンスを所有できます。
  • ライセンスを所有するサブ管理サイトで、エンタープライズ管理をオンにしている必要があります。

転送が完了後は、次の点に注意してください。

  • 各サブ管理サイトで個別ライセンスを使用する状態に戻すことはできません。
  • すべてのライセンスは、エンタープライズのサブ管理サイト間で共有されます。
  • ライセンスは Sophos Central Enterprise で管理する必要があります。
  • 組織の Sophos Central の管理者は、Sophos Central Admin でライセンスを購入したり、アクティベーション キーを適用したりすることはできません。

ライセンスを転送する方法は次のとおりです。

  1. 画面右上のアカウント名をクリックして、「ライセンス」を選択します。
  2. エンタープライズ マスター ライセンスへの切り替え」をクリックします。
  3. 切り替えに関する確認メッセージを読んだ後、「エンタープライズ マスター ライセンスへの切り替え」をクリックします。

すべてのライセンスが、Sophos Central Enterprise アカウントに移動されます。各ライセンスは、「ライセンス」ページに表示されます。

サブ管理サイトで使用していた試用版ライセンスは、すべてフルライセンスに切り替えられます。

すべてのサブ管理サイトは、マスター ライセンス プールからライセンスを使用するようになります。

ライセンスの統合

ライセンスすべてを統合する新しいアクティベーション キーを入手する必要があります。ほとんどの場合、このキーは自動で適用されます。担当パートナーからキーが送信される場合もあります。その場合は、そのキーをライセンスページで適用する必要があります。

開始する前に次の確認または作業を行ってください。

  • 個別のライセンスのあるサブ管理サイトが複数必要です。
  • サブ管理サイトの 1つで、エンタープライズ管理をオンにしている必要があります。

統合が完了後は、次の点に注意してください。

  • ライセンスの統合が終了するまで数日かかることがあります。
  • 各サブ管理サイトで個別ライセンスを使用する状態に戻すことはできません。
  • すべてのライセンスは、エンタープライズのサブ管理サイト間で共有されます。
  • すべてのライセンスを Sophos Central Enterprise で管理する必要があります。
  • 組織の Sophos Central の管理者は、Sophos Central Admin でライセンスを購入したり、アクティベーション キーを適用したりすることはできません。

ライセンスを統合する方法は次のとおりです。

  1. 画面右上のアカウント名をクリックして、「ライセンス」を選択します。
  2. エンタープライズ マスター ライセンスへの切り替え」をクリックします。
  3. 切り替えに関する確認メッセージを読んだ後、「エンタープライズ マスター ライセンスへの切り替え」をクリックします。「ライセンス」ページに、マスターライセンスへの切り替えをリクエストしたことが表示されます。

    統合をリクエストするメールが送信されます。同時に担当パートナーにも送信されます。

  4. 担当パートナーと一緒に統合計画を立てます。

  5. アクティベーション キーは、自動で適用される場合があります。適用されない場合は、「統合エンタープライズ ライセンス キーの適用」にキーを入力し、「適用」をクリックします。

すべてのライセンスが、Sophos Central Enterprise アカウントに移動されます。各ライセンスは、「ライセンス」ページに表示されます。

サブ管理サイトで使用していた試用版ライセンスは、すべてフルライセンスに切り替えられます。

すべてのサブ管理サイトは、マスター ライセンス プールからライセンスを使用するようになります。

ライセンスの割り当ての変更

ライセンスの割り当ては随時変更できます。

ライセンスが更新されても、割り当ては自動的に更新されません。ライセンスがアクティブになったら、ログインしてライセンスを割り当てる必要があります。

割り当てセットが既に存在する場合は、 0 を入力する と、サブ管理サイトからライセンスが完全に削除されます。その製品は、そのサブ管理サイトでは利用できなくなります。

サブ管理サイトからのライセンスの削除

割り当てが「割り当てなし」に設定されている場合でも、ライセンスがサブ管理サイトから削除されないことがあります。ライセンスを削除するには、次の手順を実行します。

  1. Sophos Central Enterprise で、「サブ管理サイト」ページに移動します。
  2. サブ管理サイトを選択して、「ライセンスの割り当て」をクリックします。
  3. 削除するライセンスの横に 1 と入力します。
  4. 保存」をクリックします。
  5. サブ管理サイトを再度選択して、「ライセンスの割り当て」をクリックします。
  6. 削除するライセンスの横にある割り当てを 0 に変更します。
  7. 保存」をクリックします。

ライセンスはサブ管理サイトから削除されます。

無効な割り当ての修正

「無効な割り当ての制限が指定されました」というエラーが表示される場合があります。これは、購入したライセンス数よりも多くの数のライセンスをサブ管理サイトに割り当てたことを意味します。

この過剰割り当ては、購入して割り当てていたライセンス数よりも少ないライセンス数でライセンスの更新を行ったことで発生している可能性があります。

これを修正するには、次のようにサブ管理サイトの割り当て数を減らすことができます。

  1. サブ管理サイト」ページに移動します。
  2. サブ管理サイトを選択して、「ライセンスの割り当て」をクリックします。
  3. ライセンスの種類の横の「割り当ての制限を指定しますか?」列に -1 を入力します。

    この値を入力すると割り当てが削除され、そのライセンスが他の場所で使用できるようになります。

  4. ライセンス割り当て数が「エンタープライズの制限」を超えないようになるまで、これを他のサブ管理サイトに対して繰り返し行います。