アプリケーションの副作用から復旧する

クリーンアップにより不要と思われるアプリケーションはコンピュータから削除されますが、その副作用は元の状態に戻されないこともあります。

アプリケーションには、インターネット接続の設定を変更するなど OS に変更を加えるものもあります。このような場合、Sophos Endpoint Security and Control がすべての設定を元の状態に戻せないこともあります。たとえば、アプリケーションがブラウザのホームページの設定を変更した場合、Sophos Endpoint Security and Control は変更前のホームページが何であったか判断することはできません。

また、dll ファイルや .ocx ファイルなどコンピュータにユーティリティをインストールするアプリケーションもあります。ユーティリティが、言語ライブラリなど、安全であり (つまり、不要と思われるアプリケーションの要素をもたない)、かつアプリケーションの中核機能でない場合、Sophos Endpoint Security and Control がアプリケーションの一部として検出しないこともあります。この場合、クリーンアップを実行してもファイルはコンピュータから削除されません。

アドウェアなどのアプリケーションは、ユーザーによって意図的にインストールされたプログラムの一部で、プログラムの実行に必要な場合があります。このようなアプリケーションを削除すると、プログラムが停止することがあります。

次の項目を実行する必要があります。

  • ヘルプ」メニューで、「セキュリティ情報の表示」をクリックしてください。ソフォス Web が表示され、アプリケーションの解析情報を参照することができます。
  • バックアップを使用してシステム設定または使用するプログラムを元の状態に戻します。感染前の安全なバックアップコピーがない場合は、将来の感染に備え、作成または入手しておくことを推奨します。

アドウェアや不要と思われるアプリケーションによる副作用の復旧に関する詳細情報、あるいはご相談は、ソフォステクニカルサポートまでお問い合わせください。