検出アイテム名でコンピュータをフィルタリングする

コンピュータのリストは、マルウェア、不要と思われるアプリケーション、または疑わしいファイルなどの検出アイテム名でフィルタリングできます。これには、「管理対象コンピュータ: 次のアイテムに感染 -...」フィルタを設定します。指定したフィルタは、他のコンピュータリストのフィルタと共に、「表示」ドロップダウンリストに表示されます。

フィルタの設定方法は次のとおりです。

  1. ツール」メニューで、「フィルタの環境設定」をクリックします。
  2. コンピュータリストのフィルタの環境設定」ダイアログボックスで、フィルタリングする検出アイテムの名前を入力します。ネットワークで検出されたアイテムのアイテム名は、次のいずれかの方法で参照できます。
    • 「コンピュータのリスト」ビュー: 「 警告とエラーの詳細」タブの「検出されたアイテム」カラム。

      コンピュータで複数のアイテムが検出された場合は、「検出されたアイテム」カラムに最も日付が新しく、最も優先順位の高いアイテムのうち、最も日付が新しいもののみが表示されるため、フィルタリングの対象にするアイテムが表示されない場合があります。

    • 警告とエラーの対処」ダイアログボックス。ダイアログボックスを開くには、コンピュータのリストからコンピュータを選択するか、「グループ」ペインでコンピュータのグループを選択して、右クリックして「警告とエラーの対処」をクリックします。
    • コンピュータの詳細」ダイアログボックス。ダイアログボックスを開くには、感染したコンピュータをダブルクリックします。そして、スクロールダウンして「未対処の警告とエラー」セクションを表示します。
    • レポート」(例: 「警告のサマリー」や「警告とイベント - アイテム名ごと」など): 「レポート マネージャ」を開くには、「ツール」メニューで「レポートの管理」をクリックします。
    ワイルドカード文字を使用できます。任意の 1文字を指定する場合は、「?」を使用し、任意の文字列を指定する場合は、「*」を使用します。例えば、「Mal*」と入力し、フィルタを適用すると、コンピュータのリストの画面には、「Mal/Conficker-A」や「Mal/Packer」など「Mal」ではじまる名前を持つマルウェアに感染したコンピュータが表示されます。