ソフトウェアの配置場所を指定する

ロールベースの管理を利用している場合、アップデートマネージャを設定するには、「ポリシー設定 - アップデート」権限が必要です。詳細は、ロールとサブ管理サイトを管理するを参照してください。

ダウンロードするソフトウェアを選択したら、ネットワーク上のソフトウェアの配置場所を指定します。デフォルトで、ソフトウェアは、UNC 共有の \\<コンピュータ名>\SophosUpdate に配置されます。ここで、<コンピュータ名> は、アップデートマネージャをインストールしたコンピュータの名前です。

ダウンロードしたソフトウェアは、複数のネットワーク共有フォルダに配布できます。設定するには、選択可能なネットワーク共有フォルダのリストに、既存のフォルダを追加し、次の手順で、アップデート版を配置するフォルダのリストに移動します。アップデートマネージャ用ユーザーアカウント (SophosUpdateMgr) に、共有フォルダに対する読み取り権限が与えられていることを確認してください。

注: アップデートマネージャ用ユーザーアカウントは、Enterprise Console をインストールする前に作成したものです。アカウントについての詳細は、「Enterprise Console スタートアップガイド」を参照してください。

ソフトウェアの配置場所を指定する方法は次のとおりです。

  1. エンドポイント」ビューを表示している場合は、ツールバーの「アップデートマネージャ」ボタンをクリックし、「アップデートマネージャ」ビューを表示します。
  2. ソフトウェアを配布するネットワーク共有フォルダを選択するには、一覧から対象のアップデートマネージャを選択します。右クリックし、「環境設定の表示/編集」をクリックします。
  3. アップデートマネージャの環境設定」ダイアログボックスの「配布」タブで、リストからソフトウェアのサブスクリプションを選択します。
  4. 「選択可能アイテム」リストから、ネットワーク共有フォルダを選択し、「>」という追加ボタンをクリックして「アップデート先」リストに移動します。
    デフォルトのネットワーク共有フォルダ \\<コンピュータ名>\SophosUpdate は、常に、「アップデート先」リストに表示されます。このネットワーク共有フォルダはリストから削除できません。

    「選択可能アイテム」リストには、Enterprise Consoleで認識され、他のアップデートマネージャで使用されていない、すべてのネットワーク共有フォルダが含まれます。

    「選択可能アイテム」リストに既存のネットワーク共有フォルダを追加、またはリストから削除するには、「>」という追加ボタンや、「<」という削除ボタンを使います。

  5. ネットワーク共有フォルダの詳細や、書き込みに必要なアカウント情報を入力する場合は、対象のネットワーク共有を選択し、「環境設定」をクリックします。「共有マネージャ」ダイアログボックスで、説明とアカウント情報を入力します。
    複数の共有フォルダに対して同じアカウント情報を入力する場合は、「アップデート先」リストから共有フォルダを選択し、「環境設定」をクリックします。「複数の共有フォルダの環境設定」ダイアログボックスで、共有フォルダに対して書き込みを行うときに使うアカウント情報を入力します。