暗号化対象フォルダ
暗号化対象フォルダは、Mac、ネットワーク共有、またはリムーバブルデバイスにある、ファイル暗号化対象の場所です。セキュリティ担当者は、暗号化対象の場所をポリシーで定義します。通常、Microsoft Outlook または Apple Mail がメールの添付ファイルを保存する、Documents や一時フォルダなどが指定されます。
以下の点に注意してください。
- 暗号化対象フォルダにある場合のみ、暗号化されたファイルにアクセスできる
暗号化対象フォルダ以外のフォルダにある、暗号化されたファイルにアクセスすることはできません。暗号化されたファイルを、まず、暗号化対象フォルダに移動してから復号化するか、手動で復号化してから、暗号化対象フォルダ以外のフォルダに移動する必要があります。
- 暗号化対象フォルダで、バージョン履歴を保存できない
暗号化対象フォルダでは、標準機能の「すべてのバージョンをブラウズ...」が利用できません。
- ファイルの検索
- デフォルトでは、暗号化対象フォルダにあるファイルを Spotlight を使って検索することはできません。Spotlight の使用を有効化する方法は、暗号化されたファイルの検索を参照してください。
- 暗号化対象フォルダで、ラベルの付いたファイルを検索することはできません。
- 暗号化対象フォルダの共有
暗号化対象フォルダをネットワーク上で共有することはできません。