利用可能なコンプライアンスルール
このセクションでは、プラットフォームごとに選択できるコンプライアンスルールの一覧を示します。
ルール |
説明 |
プラットフォーム |
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管理状態にある |
管理下にないデバイスに対して実行するアクションを指定します。 |
Android Android Things iOS macOS Windows Mobile Windows Windows IoT |
SMC アプリの最低バージョン |
デバイスにインストールする Sophos Mobile Control アプリの最低必要なバージョンを入力します。 |
Android Android Things iOS Windows Mobile |
ルートアクセスを許可する |
root 権限を持つデバイスを許可するかを選択します。 注: Enterprise API バージョン 4 以降が搭載されている Sony デバイス、および Knox バージョン 5.5 以前が搭載されている Samsung デバイスの場合、ブートローダのロックが解除されていることなどが原因で、MDM API によって「安全ではない」と分類されたデバイスも含みます。
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Android |
発行元が不明のアプリを許可する |
提供元が不明のアプリを許可するかを選択します。 このルールは、Android 7.x 以前のバージョンのデバイスのみに適用されます。Android 8 では、アプリのインストール元を制限するシステム設定が削除されています。 |
Android |
Android Debug Bridge (ADB) を許可する |
Android Debug Bridge (ADB) 機能を許可するかを選択します。 |
Android |
Jailbreak を許可する |
Jailbreak されたデバイスを許可するかを選択します。 |
iOS |
画面ロックが設定されている |
デバイスのパスワードや他の画面ロックの方法 (パターン、PIN など) を指定する必要があるかを選択します。 Android の場合、画面ロックの方法として「パターン」、「PIN」、「パスワード」を指定できますが、「スワイプ」は指定できません。 パスワードポリシーが割り当てられていない Windows Mobile デバイスは、常に非準拠として表示されます。これは、Windows の制限事項です。 |
Android iOS Windows Mobile Windows |
OS の最低バージョン |
最低必要な OS のバージョンを選択します。 |
Android Android Things iOS macOS Windows Mobile Windows Windows IoT |
OS の最大バージョン |
利用可能な OS の最大バージョンを選択します。 |
Android Android Things iOS macOS Windows Mobile Windows Windows IoT |
必要な OS のアップデート |
デバイスに、最新の使用可能なアップデートまたは最新の必須アップデートがインストールされている必要があるかどうかを選択します。 iOS アップデートのなかには、Apple によって必須と指定されているものもあります。最新の使用可能なアップデートは、最新の必須アップデートより新しい場合もあります。 |
iOS |
許容する最大同期間隔 |
デバイスの同期プロセス間隔の最大値を指定します。 |
Android Android Things iOS macOS Windows Mobile Windows Windows IoT |
許容する SMC アプリの最大同期間隔 |
アプリの同期プロセス間隔の最大値を指定します。 |
iOS Windows Mobile |
SMSec 検索の最大間隔 |
デバイスにある Sophos Mobile Security アプリによって実行されるマルウェア検索の最大間隔を指定します。 |
Android |
SMSec のアクセス権限の拒否を許可する |
Sophos Mobile Security がデバイスで正常に動作するには、アクセス権限が必要です。ユーザーは、アプリのインストール後、このようなアクセス権限を付与する必要があります。 必要なアクセス権限を拒否すると、コンプライアンス違反になるかを指定してください。 |
Android |
悪質アプリを許可する |
Sophos Mobile Security によって検出された悪質アプリを許可するかどうかを指定します。 |
Android |
疑わしいアプリを許可する |
Sophos Mobile Security によって検出された疑わしいアプリを許可するかどうかを指定します。 |
Android |
不要と思われるアプリを許可する |
Sophos Mobile Security によって検出された不要と思われるアプリを許可するかどうかを指定します。 |
Android |
暗号化が必要である |
暗号化が必要かを選択します。 Android 5 以降を搭載しているデバイスで画面ロックを設定する際、ユーザーは、「端末を起動するには PIN が必須とする」または「端末を起動するにはパスワードが必須とする」設定も有効化する必要があります。詳細は、ソフォスのサポートデータベースの文章 123947 を参照してください。 macOS の場合、この設定は FileVault のフルディスク暗号化に適用されます。 Windows Mobile の場合は、「暗号化されていないデバイスを禁止」が同時に設定されている場合のみにコンプライアンス違反が報告されます。これは、Windows の制限事項です。 |
Android iOS macOS Windows Mobile Windows |
データローミングを許可する |
データローミングを許可するかを選択します。 |
Android iOS |
コンテナが設定されている |
デバイスでコンテナを設定し、有効にする必要があるかどうかを選択します。Sophos コンテナ、Samsung Knox コンテナまたは Android 仕事用プロファイルがあります。 |
Android |
位置情報のパーミッションが必要である |
これは、位置情報取得機能を指します。コンプライアンスに準拠するために、Sophos Mobile Control アプリで位置情報を取得することをユーザーがインストール時に許可する必要があるかを指定します。 |
Android |
SMC のアクセス権限の拒否を許可する |
Sophos Mobile Control アプリがデバイスで正常に動作するには、アクセス権限が必要です。ユーザーは、アプリのインストール後、このようなアクセス権限を付与する必要があります。 必要なアクセス権限を拒否すると、コンプライアンス違反になるかを指定してください。 |
Android |
アプリによる位置情報の取得を可能にする |
位置情報サービスが有効になっており、Sophos Mobile Control アプリによる使用が許可されている必要があります。 Windows Mobile の場合、このルールは Windows Phone 8.1 デバイスに対してのみ適用されます。 |
iOS Windows Mobile |
ファイアウォールが必要である |
macOS のファイアウォールを有効に設定する必要があります。 |
macOS |
システム整合性保護が必要である |
「システム整合性保護」を有効に設定する必要があります。 注: 「システム整合性保護」は、ルートユーザーが実行できる操作を制限する macOS のセキュリティ機能です。「システム整合性保護」は、 「macOS 復元」から Mac を起動すると設定できます。
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macOS |
セキュリティアップデートが必要である |
macOS のセキュリティアップデートの自動インストールを有効に設定する必要があります。 |
macOS |
許可するアプリ / 禁止するアプリ |
「許可するアプリ」または「禁止するアプリ」のいずれかを指定できます。必要なオプションを 1つ目のドロップダウンリストから選択し、2つ目のドロップダウンリストから、許可する/禁止するアプリを含むアプリグループを選択します。アプリグループを作成する方法の詳細は、アプリグループを参照してください。 「許可するアプリ」を指定すると、リストにあるアプリのみが許可されます。それ以外のアプリが検出されると、デバイスはコンプライアンス違反になります。
注: Android のシステムアプリは自動的に許可されます。
「禁止するアプリ」を指定すると、そのようなアプリが検出されると、デバイスはコンプライアンス違反になります。 |
Android iOS macOS |
必須アプリ |
インストール必須のアプリを指定します。必須アプリを含むアプリグループを、ドロップダウンリストから選択します。アプリグループを作成する方法の詳細は、アプリグループを参照してください。 |
Android iOS macOS Windows |
Windows Defender が有効になっている |
Windows Defender の「リアルタイム保護」が有効になっている必要があります。 |
Windows |
Windows Defender で状態が「保護」と表示される |
Windows Defender に警告が表示されている場合、デバイスをコンプライアンス非準拠に指定するかを選択します。 |
Windows |
Windows Defender の定義ファイルが最新である |
Windows Defender が最新のスパイウェア定義ファイルを使用する必要があるかを選択します。 |
Windows |