サードパーティの EMM ソフトウェアでの Sophos Intercept X for Mobile の使用
サードパーティの EMM (Enterprise Mobility Management) プログラムに登録されているデバイス上の Sophos Intercept X for Mobile を管理することができます。
Sophos Mobile で、登録の詳細を含む接続コードを生成します。
サードパーティの EMM プログラムで、この接続コード、および Sophos Intercept X for Mobile の管理型設定の他のオプションを入力します。サードパーティの EMM プログラムがアプリをインストールすると、そのアプリは自動的に Sophos Mobile に登録されます。
- サイドバーのメニューの「設定」の下の「セットアップ > Sophos セットアップ」を選択し、「サードパーティの EMM」タブを選択します。
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「接続コードの生成」を選択します。
このコードには、Sophos Mobile に登録するために、Sophos Intercept X for Mobile で必要となる情報が含まれています。
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次の設定を行います。
設定 説明 所有者
デバイスが組織によって所有されているか (会社)、所有されていないか (個人) を選択します。
デバイスグループ
デバイスが所属している Sophos Mobile のデバイスグループ。
Mobile Threat Defense ポリシー (Android)
任意: Android デバイス上の Sophos Intercept X for Mobile の Sophos Mobile ポリシー。
Mobile Threat Defense ポリシー (iOS)
任意: iPhone および iPad 上の Sophos Intercept X for Mobile の Sophos Mobile ポリシー。
- 「保存」をクリックします。
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「接続コード」の横の「コピー」を選択し、値をクリップボードにコピーします。
サードパーティの EMM プログラムを設定するには、接続コードが必要です。
- Sophos Intercept X for Mobile をサードパーティの EMM プログラムに追加します。
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サードパーティの EMM プログラムで、アプリの管理型設定を編集します。
Android アプリの場合、設定が表示されるので、その値を入力します。
iOS アプリの場合、各設定の名前、種類 (文字列またはブール値)、およびその値を入力する必要があります。
表 1. Sophos Intercept X for Mobile Android アプリの設定 設定
説明
メール
任意: Sophos Mobile のデバイスに割り当てるユーザーのメールアドレス。
接続コード
Sophos Mobile からコピーした接続コード。
デバイス ID
サードパーティの EMM アプリケーションで使用されるデバイスの一意の識別子。この値は、Sophos Mobile で作成されたデバイスをサードパーティの EMM プログラムのデバイスとリンクさせるために使用されます。
Device name
任意: サードパーティの EMM プログラムで使用される一意のデバイス名。
EULA が無効です
任意: アプリの起動時にエンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) は表示されません。
Microsoft Intune への接続
任意: アプリは、Intune 接続ウィザードを自動的に起動します。
表 2. Sophos Intercept X for Mobile iOS アプリの設定 設定
説明
email
(文字列)
任意: Sophos Mobile のデバイスに割り当てるユーザーのメールアドレス。
smcData
(文字列)
Sophos Mobile からコピーした接続コード。
deviceId
(文字列)
サードパーティの EMM アプリケーションで使用されるデバイスの一意の識別子。この値は、Sophos Mobile で作成されたデバイスをサードパーティの EMM プログラムのデバイスとリンクさせるために使用されます。
deviceName
(文字列)
任意: サードパーティの EMM プログラムで使用される一意のデバイス名。
macAddress
(文字列)
任意: デバイスの MAC アドレス。この値は、Sophos Wireless Access Point に接続する際に、デバイスを識別するために使用されます。
Synchronized Security を利用するのに必要です。
eulaDisabled
(ブール値)
任意: アプリの起動時にエンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) は表示されません。
startIntuneConnection
(ブール値)
任意: アプリは、Intune 接続ウィザードを自動的に起動します。
管理型設定の編集方法の詳細は、サードパーティの EMM プログラムの製品ドキュメントを参照してください。
ヒント: サードパーティの EMM プログラムでサポートされている場合は、プレースホルダを使用してデバイスとユーザーのプロパティを指定することを推奨します。 - サードパーティの EMM プログラムを使用して Sophos Intercept X for Mobile をインストールします。