ファイルのパスワード保護
Sophos Secure Workspace では、鍵を使用した標準のファイル暗号化のほか、HTML5 形式でラップされるパスワード保護ファイルも作成でき、受信者側のソフトウェアのインストールは不要です。受信者は、パスワード、および Web ブラウザ (Windows/macOS の場合) または Sophos Secure Workspace アプリ (Android/iOS の場合) さえあれば、暗号化されたコンテンツにアクセスできます。
これはたとえば、組織外の受信者とファイルを共有する場合などに便利です。
パスワード保護されたファイルの表示/編集
Sophos Secure Workspace (Android/iOS の場合) または SafeGuard Enterprise (Windows/macOS の場合) で作成されたパスワード保護されたファイルは、次のようにして表示できます。
HTML コンテナをタップし、正しいパスワードを入力して、コンテナ内のファイルにアクセスします。
- コンテナに 1つのファイルしか含まれておらず、それが表示可能な種類のファイルである場合、ファイルが表示されます。編集可能な種類のファイルの場合、表示モードから編集モードに切り替えて変更を加えることができます。変更したファイルを保存する際、HTML コンテナの外に新しいファイルとして保存されます。
- コンテナに複数のファイルが含まれている場合は、HTML コンテナの外の場所をファイルの保存先として選択します。この新しい場所にあるファイルを暗号化するには、「暗号化」を選択します。ファイルの保存後、ファイルを表示して編集できます。
パスワード保護されたファイルの作成
制限事項
パスワード保護されたファイルは、Sophos Secure Workspace が Sophos Mobile の管理下にある場合のみに作成できます。
- パスワードで保護するファイルを選択します。
-
次のいずれかの手順を実行します。
- 「詳細」 メニューから「パスワード保護ファイルの共有」を選択します。
- 「共有」 メニューから「パスワード保護ファイルの共有」を選択します。
-
パスワードを入力してください。
- メールアプリなど、パスワード保護ファイルの転送に使用するアプリを選択します。
共有するファイルが暗号化されている場合、Sophos Secure Workspace は、可能な限りファイルを復号化し、復号化されたファイルをパスワード保護します。