ポリシースクリプトのチュートリアル
PureMessage は、ポリシースクリプト (デフォルトでは /opt/pmx/etc の policy.siv に保管) に含まれている設定に従ってメールをフィルタリングします。ポリシースクリプトは PureMessage Manager を使用して変更するか、vi などの標準的なテキスト編集プログラムを使用して編集できます。このチュートリアルでは、ポリシースクリプトで使用される構文について説明、デフォルトの PureMessage ポリシースクリプトの解析、および共通するポリシースクリプトの変更例の紹介を行います。
ポリシーコマンドレファレンスに関しては、pmx-policy の man ページをご覧ください。PureMessage ポリシーの一般的な概要については、「PureMessage ユーザーガイド」の「ポリシー設定」を参照し、ポリシーの変更については PureMessage Manager のインターフェースにあるリンクをご覧ください。
特定の PureMessage ポリシーのテストおよびアクションについては、pmx-policy の man ページをご覧ください。
Sieve はメールメッセージのフィルタリングに使用される言語です。複数のベンダ-の努力の結果、IETF (Internet Engineering Task force) の標準として提案されています。 PureMessage はポリシーを介してメールをフィルタリングする際には Sieve を使用しています。フィルタリングのパラメータはデフォルトでは /opt/pmx/etc ディレクトリに置かれている policy.siv のファイルに保存されます。policy.siv ファイル内の Sieve コードの手動での修正については、pmx-policy の man ページと http://www.gnu.org/software/mailutils/manual/html_node/mailutils_93.html および http://www.ietf.org/rfc/rfc3028.txt をご覧ください。