送信免責事項を追加する

多くの企業サイトでは、送信電子メールに法的な免責事項の添付が義務づけられています。PureMessage はこの処理をメールゲートウェイで一元管理できます。

# Add a disclaimer filter.
   # Adds "banner.txt" file content to the message body.
   # Only detect outgoing mail.
   if pmx_relay :memberof "internal-hosts" {
   pmx_add_banner :body :use_html_pre :file "banner.txt";
   }

説明:

  • pmx_relay テストで「nternal-hosts」リストで定義されたリレーから送信されてきたメッセージが検出された場合
    • pmx_add_banner のアクションによってメッセージの本文に banner.txt ファイルが追加されます。HTML 形式のメッセージの場合、このコマンドはファイルを <pre> タグで囲むため、バナーがプレーンテキストのように表示されます。メッセージにテキストが含まれていない場合は、メッセージの終わりにバナーが添付として追加されます。

フィルタの設置場所

「add a disclaimer」(免責事項を追加する) フィルタはPolicy Script 1:""Scan and Deliver Internal Messages (ポリシースクリプト 1: 内部メッセージを検索して配信) のフィルタの前で、pmx_test_mark アクションの直後に設置される必要があります。「add a disclaimer」(免責事項を追加する) フィルタをこの箇所に設置すると以下のことが可能になります。

  • 「add a disclaimer」(免責事項を追加する) フィルタがすべての送信メールに対して実行される。(別のフィルタのstopコマンドでは discard フィルタは停止されません。)
  • それ以降のスパムおよびウイルス用のフィルタが常に実行される。(「add a disclaimer」(免責事項を追加する) フィルタに stop コマンドが含まれている場合には、スパムやウイルス用のフィルタが実行される前にポリシースクリプトが終了してしまうため、免責事項追加のフィルタには stop コマンドが含まれていません。)