ブロック

PureMessage ポリシーアクションはブロック単位でグループ化されています。ブロックとは「容器」のようなもので、アクションを 1つにまとめています。ブロック部分は左中括弧「{」で始まり、右中括弧「}」で終わります。ブロック内の各アクションの終わりにはセミコロンを使用する必要があります。ブロック自体は右中括弧で終了します。

一般的な例:
{
    action;
}
ポリシースクリプト例:
{
    keep;
}

この例では、ポリシーブロックに keep という単一のアクションが含まれています。keep コマンドは、メッセージを宛先にあるすべての受信者に配信します。一方、ブロックには 1つ以上のアクションを含めることができます。ブロック内に複数のアクションがリストされている際には、リストの上から下へ順番に各アクションが実行されます。

ポリシースクリプト例:
{
    pmx_quarantine "Blacklisted";
    stop;
}

この例では、連続して実行される 2つのメールフィルタリング アクションがポリシーブロックに含まれています。メッセージが「Blacklisted」(ブロックリストに含まれている) という理由で隔離された後、スクリプトが停止します。 各アクションは、セミコロンで区切られ、インタープリタに対して各アクションの終了位置を示します。