その他のログファイル構文

message_log とは異なり、pmx_log は各メッセージを 1行のサマリ情報として表示せずに、pmx-milter 処理におけるデバッグ、情報、通知、警告、およびエラーメッセージに関する情報をログに記録します。このログ記録の詳細は、pmx.conf の debug_level の設定により制御されます。デフォルトでは debug_level は 0 に設定されており、優先順位が"DEBUG"となっているログメッセージは表示されません。数値 (最大 9) が大きくなると、pmx_log へ送信される情報量も多くなります。

PureMessage での問題をデバッグしたり、特定のポリシーテストとアクションを探す際には、この debug_level を 5 以上に設定します。ログは情報量の多い詳細な記録となるため、トラブルシューティングが終了したり、pmx_log を頻繁に logrotate を実行するように設定する際には、debug_level を 0 に戻してください。

PureMessage ログの管理でのログローテーションの使用に関する詳細情報については、「PureMessage for UNIX をインストールする」の「PureMessage ログファイルをローテーションする」のセクションをご覧ください。