ログおよびレポート
ここでは、アクティビティを登録するログファイルの管理とログに記録されるアクティビティについて説明します。また、このデータの一部を使用して作成するレポートについても説明します。
PureMessage は、パフォーマンス、動作、およびメッセージ処理の統計情報に関する種々のレポートをグラフと表の形式で提供します。これらレポートは、自動生成されるようにスケジュール設定して、1人または複数の指定した受信者にメールで送信でき、他のアプリケーションで使用するために CSV 形式でエクスポートすることも可能です。これらの操作はすべては PureMessage Manager から実行でき、コマンドラインからも同様に実行できます。
レポートデータはさまざまなシステムと PureMessage のログファイルから収集され、PostgreSQLデータベースに保存されます。ログからレポートデータを収集してデータベースに入力するタスクは、デフォルトで有効に設定されているスケジュールジョブとして実行できます。
ログファイル自体もセキュリティ対策の一環として解析可能で、PureMessage では 2つの機能を提供しています。ログウォッチ (Log Watch) 機能では、PureMessage メッセージログを検索し、異常な内容についてのレポートを作成します。ログ監視 (Log Monitor) 機能では、指定した特定のエントリに関して message_log を検索した上で、引き続き解析を実行できるように独自のログエントリを生成し、PureMessage が自動的にそれらのエントリを処理できるようにします。
また、ここでは PureMessage 監視についても説明します。この監視機能によって、管理者は特定の現象のパターンが発生していないかを message_log を監視して確認したり、一定のしきい値を超えるとアクションイベントを適用するようにしきい値を設定することが可能になり、さらにそれらのアクションイベントに対して 4つの指定アクションの中の 1つを実行できます。PureMessage 監視の機能は、スケジュールジョブの一部として提供されます。