パート 4: 外部ホスト、スパムスコア
ポリシースクリプトの 4番目の部分では、デフォルトのポリシーフィルタ (外部ホスト、リスト) に渡されたメッセージにスパムスコアを適用します。以下の Manager の画像には、外部ホストからのメッセージに対するスパムスコアルールとアクションを、どこで編集するかが示されています。ポリシーのこの部分に関して、順番に以下で説明します。

説明:
ポリシースクリプトのこの部分に到達するメッセージは、外部ホストからのメッセージで、ウイルスやさまざまな PureMessage リスト (許可リスト、ブロックリスト、スパム検出免除) に含まれているかどうかについて既に検索されています。隔離または送信の要件を満たしていない場合にのみ、メッセージはポリシースクリプトの「Spam Probabilities」(スパムスコア) セクションに到達します。これらのメッセージはスパムの質を調べるために以下のような特定の検索テストを受けます。
- メッセージのスパムスコアが 50% 以上の場合
- スパムスコアおよびメッセージ違反が発生したスパム検出ルールなど、検索の詳細情報が記載された X-PerlMx-Spam ヘッダが追加されます (既に存在する場合には内容が変更されます)。
- メッセージのコピーが「Spam」(スパム) という理由で隔離ディレクトリに書き込まれます。
- メッセージがスパムと考えられることを示すマークがメッセージログに追加されます。
- メッセージの件名ヘッダには PMX: というテキストが接頭辞として付き、メッセージのスパムスコアが 50% を超えた場合は 10% ごとに # という記号が 1つずつ追加されます。
- メッセージは配信されます。
- メッセージ処理が停止します。
- それ以外の場合
- スパムスコアおよびメッセージ違反が発生したスパム検出ルールなど、検索の詳細情報が記載された X-PerlMx-Spam ヘッダが追加されます (既に存在する場合には内容が変更されます)。
- メッセージは配信されます。
- メッセージが正常なメールであることを示すマークがメッセージログに追加されます。
- メッセージ処理が停止します。
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