リスト

リストとは、ポリシールール内で異なる処理が必要なドメインまたはアドレスを設定するのに使用されます。たとえば、デフォルトの PureMessage ポリシーでは、最初のルールによって、メッセージリレーが「Internal Hosts」(内部ホスト) リスト内に設定されたリレーであるかどうかが確認されます。

各リストのメンバーに対して異なるメッセージ処理をするには、新しいリストを追加してから、ポリシースクリプト内に適用します。たとえば、スパムの確率が 50% 以上のスパムヘッダを持つメッセージを受信したユーザーのリストを作成するには、カスタムリストを作成 (または既存のリストを選択) してから、受信者がそのリストのメンバーの場合にのみヘッダを追加するようにルールを作成します。

「Recipient's address」(受信者のアドレス) や「Envelope to」(受信者) などのメッセージの特徴では、「Is a member of」(~のメンバーである)および「Is not a member of」(~のメンバーではない) という一致演算子をオプションで使用できます。新しいリストが作成されると、「Is a member of」(~のメンバーである)および「Is not a member of」(~のメンバーではない) という一致演算子を含んだテストを設定する際には、ポリシーコンストラクタのドロップダウンリストでこれらのオプションを選択できるようになります。

リスト内のすべてのアイテムは個別に評価されるため、リスト内のアイテムの順序は問題になりません。
PureMessage では LDAP ベースのリストおよびマップの作成はサポートされていますが、これらのリストとマップは読み取り専用であるため、編集するには LDAP ツールを使用する必要があります。