LDAP 経由でリストおよびマップにエントリと追加する
LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) はオンラインのディレクトリサービスにアクセスするためのオープン標準プロトコルです。ディレクトリサービスとは組織内のユーザーおよびリソースに関する情報の構造化されたリポジトリです (名前とメールアドレスのリストなど)。LDAP は TCP/IP 上で実行されるこれらのディレクトリサービスのアップデートおよび検索に関するプロトコルを定義します。LDAP ディレクトリの設定については、以下のリソースをご覧ください。
- LDAP RFC 1777、RFC (Request for Comments) のドキュメント
- OpenLDAP.org、LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) のオープンソース実装
pmx-ldap-sync プログラムを使用して、既存の LDAP ディレクトリサービスと PureMessage リスト (許可リストやブロックリストなど) またはマップを同期します。コマンドラインで指定されたオプションによって、pmx-ldap-sync プログラムは、LDAP ディレクトリサービスから Flat-File または Berkeley データベースを作成します。Perl の正規表現を使用してリストの内容を評価し、特定の条件に基づいてフィルタリングを行います。pmx-ldap-sync プログラムはスケジュールされたジョブとして Manager から実行可能です。詳細については、「PureMessage Manager レファレンス」の「スケジュールされたジョブを管理する」をご覧ください。
重要
Sophos では、LDAP での上級の設定およびクエリ操作の経験のある管理者のみが pmx-ldap-sync プログラムを使用することを強くお勧めします。また、管理者は Perl および正規表現について十分な知識がある必要があります。LDAP ディレクトリサービスにアクセスして、LDAP クエリを書き込むことは、Sophos
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