ダイジェスト設定
一般的なダイジェストは以下の内容で構成されています。
- 「Approval Address」(承認用アドレス):メッセージを承認するために使用する sendmail のメールエイリアス (デフォルトでは、pmx-auto-approve@<ドメイン名>.com)。PureMessage に付属しているバージョンの sendmail 以外の sendmail を使用している場合は、このメールエイリアスを手動で追加する必要があります。「PureMessage for UNIX をインストールする」 の「既存の sendmail を設定する」をご覧ください。
- 「Digest Expiry」(ダイジェストの有効期限):pmx-qdigest-expire プログラムが起動されると、ダイジェスト有効期限の設定を確認し、指定日数を経過した古いダイジェストを削除します。
ダイジェストの構成内容は、さらに以下のコンポーネントが含まれます。
- 「Digest Template」(ダイジェストテンプレート):ダイジェストはテンプレートファイルの内容に従って作成されます。テンプレートファイルは、PureMessage インストールディレクトリ下の「etc」ディレクトリに保存する必要があります。テンプレートは必要に応じて修正可能です。使用可能なテンプレート変数やダイジェストに含まれる欄など、カスタム ダイジェストテンプレートに関するガイドラインについては、pmx-qdigest をご覧ください。
- 「Reason」(理由):メッセージが隔離された場合、メッセージが配信されなかった理由 (「スパム」または「ウイルス」など) が隔離記録に記載されます。ダイジェストは、設定済みの理由に該当したメッセージに関して作成されます。
- アドレスリスト:ダイジェストはユーザーリストに関連付けられています (デフォルトでは、隔離ダイジェストユーザーリスト)。カスタムのユーザーリストを設定できます。 カスタムのダイジェストリストの ID コードは「digest」という語で始まる必要があります。
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