ダイジェスト管理
隔離ダイジェストメールとは、PureMessage がエンドユーザーへ送信するメッセージで、隔離されたメッセージのリストを記載しています。ダイジェストメールへ返信することで、ユーザーは隔離ディレクトリからメッセージを取り出す (承認する) ことができます。
注
隔離ダイジェストメールには、随時返信するようにメールユーザーに指示してください。隔離ダイジェストメールと隔離メッセージは、共に有効期限があるため、ユーザーは期限が切れる前にメッセージを取り出す必要があります。隔離メッセージにアクセス可能な有効期限の長さは、pmx-qdigest-expire や pmx-qexpire スケジュールジョブの設定によって異なります。/opt/pmx/etc/templates にあるダイジェストテンプレートを編集して、有効期限が近づいていることを告げるアラーム機能をダイジェストメールに追加できます。隔離ダイジェストメールを設定 (ダイジェストメール受信者、ダイジェストテンプレートなどを指定) すると、それ以降は 3つの PureMessage プログラムがダイジェスト処理の管理に使用されます。詳細は、「隔離ダイジェストを作成する」で説明します。
EUWI (End User Web Interface) がインストールされていると、エンドユーザーは隔離ダイジェストメールから EUWI へ自動的にログインできます。
ダイジェスト機能の問題を解決するには、PureMessage FAQ の「隔離ダイジェストのトラブルシューティング」をご覧ください。
- /opt/pmx/bin/pmx-qdigest-init:集中隔離ディレクトリから隔離ダイジェストメールを作成する機能を初期設定します。
- /opt/pmx/bin/pmx-qdigest:隔離されたメールのダイジェストを作成します。
- /opt/pmx/bin/pmx-qdigest-approve:隔離されたメッセージをキューに追加して、配信します。
- /opt/pmx/bin/pmx-qdigest-expire:保留状態になっている隔離ダイジェストメールを期限切れにします。
関連設定ファイル
- /opt/pmx/etc/pmx-qdigest.conf:pmx-qdigest、pmx-qdigest-approve、および pmx-qdigest-expire プログラム用の設定オプションが含まれます。これらのプログラムに関する個別の詳細情報については、man ページをご覧ください。
© 2017 Sophos Limited. All rights reserved.