エンドユーザー管理

このセクションでは、PureMessage エンドユーザーに使用可能にできるオプションについて説明します。PureMessage エンドユーザーとは、 によって処理されるメールの送信者および受信者である組織内のユーザーです。

PureMessage によってエンドユーザーは Web ページからメッセージを管理できます。EUWI (End User Web Interface) を使用することで、ユーザーは自分で「Approved (whitelisted) Senders」(許可リストにある許可された送信アドレス) と「Blocked (blacklisted) Senders」( ブロックリストにある拒否された送信アドレス) のリストを作成し、自分だけの隔離メッセージを管理できます。

EUWI はさまざまな PureMessage Manager 機能を使用して管理します。PureMessage EUWI (End User Web Interface) は HTTPD (RPC/UI) サービスによって実行されます。このサービスのステータスは、「Local Services」(ローカルサービス) タブに表示されます。このタブから EUWI 関連の設定オプションにアクセスすることもできます。また、HTTPD (RPC/UI) サービスは pmx-httpd および pmx-rpc-enduser のコマンドラインプログラムで制御およびテストすることもできます。

EUWI にアクセスできるエンドユーザーは、「Policy」(ポリシー) タブで設定されたリストによって決まります。事前に設定された許可エンドユーザーのリストを変更するには、「PureMessage Manager レファレンス」の「Policy」タブのセクションの「リストを編集する」をご覧ください。デフォルトのインストールでは、opt/pmx/etc ディレクトリ内の enduser-users リストの 「*」 ワイルドカード設定により、すべてのユーザーが EUWI にアクセスできます。ユーザーアクセスを制限するには、enduser-users リストに一致する email glob 構文を使用します。詳細については、「PureMessage Manager レファレンス」の「一致タイプ」セクションの「Email Globs」をご覧ください。

多数の EUWI オプションを「Quarantine」(隔離) タブで設定できます。場所とセッションのオプションを設定するには、「PureMessage Manager レファレンス」の「エンドユーザーオプションを設定する」をご覧ください。特定のコンポーネント (ユーザーごとの許可リストなど) へのエンドユーザーアクセスを設定するには、「PureMessage Manager レファレンス」の「エンドユーザー機能を設定する」をご覧ください。各エンドユーザーに対する許可リストおよびブロックリストを管理するには、「PureMessage Manager レファレンス」の「Quarantine」(隔離) タブのセクション内にある「エンドユーザーの許可リストを管理する」および「エンドユーザーのブロックリストを管理する」をご覧ください。

EUWI のユーザー別リストに加えた変更は、すべての PureMessage ホストで同期されます。PureMessage ホストを RPC リストに追加するには、「Policy」(ポリシー) タブを使用します。すべての PureMessage サーバーの IP アドレスを設定するには、「PureMessage Manager レファレンス」の「Policy」(ポリシー) タブに関するドキュメントで「PureMessage のデフォルトのリストについて」セクションの「RPC ホスト」エントリをご覧ください。