複数サーバーからの隔離メッセージを統合する
複数の PureMessage サーバーから 1つのサーバーに隔離メッセージを統合できます。 これにより、1つの場所からすべての隔離メッセージを管理できるようになります。
隔離メッセージを統合するには、他のコンピュータから SSH 経由で転送されてくる隔離メッセージを保存するサーバーに、PureMessage ユーザー (デフォルトで 「pmx」) としてログインできる必要があります。
以下のコマンドを実行して、PureMessage サーバーの 1つからメッセージか統合されるサーバーに隔離メッセージをエクスポートします。
pmx-qindex; PMX_MESSAGE_STORE=dir:/opt/pmx/var/qdir pmx-store-export --importer\
'ssh pmx@ConsolidatedQuarantineServer PMX_MESSAGE_STORE=dir:/opt/pmx/var/qdir\
/opt/pmx/bin/pmx-store-import -';rm -f /opt/pmx/var/qdir/cur/index_log
上記のコマンドでは、隔離メッセージを保存するコンピュータ上に PureMessage をインストールする際に、デフォルトのユーザー名 (pmx
) とデフォルトのインストールディレクトリ (opt/pmx) を受け入れていると想定しています。
隔離メッセージの統合を自動化するには、上記のコマンドをスケジュールジョブとして追加します。手動の操作をせずに統合された隔離サーバーにログインできるように 「pmx」ユーザーを設定する必要があります。このため、統合サーバーとメッセージが最初に隔離されたサーバーの両方に SSH キーを設定する必要があります。詳細については、SSH のドキュメンテーションをご覧ください。
コマンドの最後の部分 (rm -f /opt/pmx/var/qdir/cur/index_log) が含まれていることを確認してください。コマンドのこの部分によって index_log ファイルのサイズが大きくなり過ぎて、過剰なディスクスペースを消費するのを回避できます。
pmx-qmeta-index のスケジュールジョブは、メッセージが統合されるサーバー以外のすべてのサーバー上では無効に設定される必要があります (詳細については「スケジュールされたジョブを管理する」をご覧ください)。