隔離ディレクトリおよびファイル
ディレクトリ
インストール時に PureMessage は隔離メッセージを保管するためのディレクトリ構造を作成します。この構成は、デフォルトで PureMessage のインストールディレクトリの下にある var/qdir に作成されます。メッセージはさまざまな隔離処理の段階を通過するため、qdir ディレクトリの下にサブディレクトリが作成され、メッセージが保管されます。
- var/qdir/counters:隔離ユーティリティによって実行されるさまざまなアクションを一連のファイルを使用してカウントします。
- var/qdir/tmp:ポリシーマネージャによってメッセージが処理される間、メッセージを保管します。
- var/qdir/cur:pmx-qman のコマンドラインの隔離マネージャ または GUI の隔離マネージャが呼び出された場合、var/qdir/new ディレクトリ内のメッセージはインデックス処理され、var/qdir/cur ディレクトリに移動されます。
- var/qdir/sent:承認され、指定された受信者に配信されたメッセージを保管します。
- var/qdir/test:pmx-test のコマンドラインプログラムまたは PureMessage Manager 内のポリシーテスト機能によって生成されてメッセージを保管します。
- var/qdir/trash:pmx-qman のコマンドラインの隔離マネージャ または GUI の隔離マネージャを使用して削除されたメッセージを保管します。このディレクトリはメッセージの削除が実行されるまで作成されません。
番号付きメッセージディレクトリ
隔離メッセージがインデックス化されると、個別のファイルとして cur ディレクトリに保管されます。 各ファイルにはファイル番号が付けられ、これはメッセージに割り当てられた隔離 ID に相当します。cur ディレクトリの下は番号付けされた一連のディレクトリになります。番号付けされた各ディレクトリには、対応する番号のデータを含んだ個別のメッセージが保管されています。最初のディレクトリの数字は、ファイル名の番号の桁数を意味します。次のディレクトリは、ファイル名の番号の最初の数字 (または一連のいくつかの桁の数字)が示されます。以下の一覧には、どの番号の数字がどのディレクトリに保管されるかが説明されています。
4/1/1000 ...1999
4/2/2000 ...2999
...
4/9/9000 ...9999
5/10/10000 ...10999
5/11/11000 ...11999
...
5/99/99000 ...99999
...
9/999/999/999999000 ...999999999
たとえば、ファイル名 1234 のメッセージは 4/1/ サブディレクトリに保管されます。ファイル名 57453 のメッセージは 5/57/ サブディレクトリに保存されます。
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