隔離されたメッセージを管理する

隔離されたメッセージは pmx-qman コマンドラインプログラムを利用するか、隔離マネージャの GUI を使用して管理します。いずれのインターフェースを使用しても、隔離メッセージの検索と隔離メッセージに関連する種々のタスクを実行できます。

  • 隔離メッセージを承認する:メッセージが承認された場合、受信者に転送され、メッセージは var/qdir/sent ディレクトリに移動されます。(別の方法として、ユーザーは隔離ダイジェストメールまたは EUWI を使用してメッセージの承認を行うこともできます。)
  • 隔離メッセージを転送する:メッセージを転送した場合、隔離ディレクトリにもメッセージが残ると同時に指定した受信者にもメッセージが送信されます。
  • 隔離メッセージを削除する:隔離管理インターフェースを使用して、隔離ディレクトリ内のメッセージを「削除」できます。この操作によってメッセージは var/qdir/cur ディレクトリから削除され、var/qdir/trash ディレクトリに移動されます。これらのメッセージは隔離ディレクトリの検索でも見つからず、また隔離ダイジェストに表示されなくなったとしても、実際には隔離ディレクトリの一部として存在します。隔離ディレクトリにあるメッセージを完全に削除するまたはアーカイブ化する方法については、「隔離メッセージの有効期限が切れる」をご覧ください。
  • 隔離メッセージを保存する:メッセージが保存される際には、ファイルの場所を指定するように要求されます。メッセージは 「.mbox 」ファイルとしてエクスポートされます。元のメッセージは、隔離ディレクトリに残ります。