検出漏れとして報告されたメッセージはどのように処理されるか?
スパムとして識別されるべきメッセージが PureMessage のフィルタリングで検出されなかった場合、そのメッセージを is-spam@labs.sophos.com 宛てに転送する必要があります。反対にスパム対策エンジンによってスパムとして検出されていながら、実際にはスパムではないと考えられるメッセージについては、not-spam@labs.sophos.com へ転送する必要があります。転送されたメッセージは以下のように処理されます。
- メッセージが受信され、添付ファイルが確認されます。スパムメッセージを「message/rfc822」という添付ファイルとして転送することをお勧めします。スパムのサンプルを 1つも含まない場合、その報告メッセージは自動的に破棄されます。
- 添付ファイル「message/rfc2822」として転送されたスパムサンプルは、自動的に抽出され、ソフォスのスパムデータベースに送信されます。URL、IP アドレス、電話番号、コンテンツシグネチャ、およびメッセージのその他の属性は、スパムメッセージから自動的に抽出され、自動化された評価システムに送られてます。
- 自動評価では、提出されたスパムメールから抽出された情報によって PureMessage がメッセージをブロックできるかどうかが確認されます。抽出された情報を使用しても PureMessage でスパムメッセージのフィルタリングが常に不可能な場合には、情報は SophosLabs のアナリストに送信され、手動で解析されます。
- この処理方法で抽出または作成されたスパム対策データは、即座に最新のスパム対策パッケージに追加され、自動アップデートによって利用できるようになります。
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