PureMessage インストール

PureMessage インストーラを使用して PureMessage をさまざまな設定でインストール・導入します。「Full Install」(フルインストール) オプションでは、PureMessage を単一のサーバーにインストールします。「Custom Install」(カスタムインストール) オプションでは、ネットワーク内でサーバーロールを何台にでも柔軟に割り当てることができます。

インストーラを起動させる前に、PureMessage の「前提条件」のセクションをご覧ください。

PureMessage インストーラは、さまざまな端末アプリケーションおよび環境変数で動作しますが、Sophos では xterm および putty を使用したテストとサポートに加え、xterm または vt100$PMX_TERM 環境変数を使用するコンソールをテストしサポートしています。インストーラが正しく表示されない場合は、前述の動作検証済みコンソールのいずれかを使用してください。

PureMessage にはインストール処理を効率化するためのメニューベースのインストーラが含まれています。このインストーラはコンソールウィンドウで起動します。ウィンドウは 2つに分割されています。左側にインストールオプションを表示し、右側にはヘルプテキストを表示します。下記のキーボードコマンドを使ってインストーラを操作します。

  • Tab キー: オプション間のカーソル移動
  • 左右矢印キー: インストーラの左右の領域の切り替え
  • 上下矢印キー: インストーラの右領域内のテキストのスクロール (右領域が有効な場合)
  • スペースバー: ハイライトされたオプションまたはチェックボックスの選択
  • Enterキー: 選択されたオプションまたはチェックボックスの承認
重要
Sophos インストーラを起動した後では、PureMessage インストーラコンソールのウィンドウサイズを変更しないことを強く推奨します。コンソールウィンドウのサイズを変更するとインストーラが異常終了することがあります。インストールを実行する前に、Postfix または sendmail の既存のバージョン含む、ポート 25 を使用する処理をすべて終了します。PureMessage を既存の MTA (mail transfer agent) または PureMessage に含まれている sendmail/Postfix のバージョンのいずれと連動するように設定していても、インストール完了後に指定していた MTA を起動する必要があります。