ポート使用

PureMessage は多くの独立したコンポーネント (Milter インターフェース、Manager、EUWI、PostgreSQL データベース など) を含み、外部コンポーネント (Postfix または sendmail MTA など) と連動します。これらのコンポーネントをすべて 1台の同じサーバー上 に配置するか、複数のサーバーに分散させることができます。いずれの場合も、コンポーネントはさまざまな TCP ポートで相互に通信する機能を持っている必要があります。

Postfix
Postfix は、デフォルトではポート 25 で SMTP 受信し、ポート 10025 および 10026 で content_filter メカニズムを使用して PureMessage と通信するように設定されています。
sendmail
sendmail は、デフォルトでは ポート 25 で SMTP 受信し、TCP ポート 3366 で Milter プロトコルを使用して PureMessage と通信するように設定されています。
JSMS (Java System Messaging Server)
JSMS は、デフォルトでは ポート 25 で SMTP 受信し、ポート 3366 で PureMessage と通信するように設定されています。JSMS 5.2 または 6.0 を使用している場合、pmxchannel.conf の man ページをご覧ください。JSMS 6.3 または 7.0 を使用している場合、ソフォス Web サイトのサポートデータベースの「Configuring PureMessage for Java Systems Messaging Server (JSMS)」をご覧ください。
PureMessage Manager
JSMS 6.3 または 7.0 を使用している場合、ソフォス Web サイトのサポートデータベース Manager インターフェースを使用する PureMessage システムの日常の管理は、PureMessage サーバー上のポート 18080 (変更可能) への TCP 接続を使用して行われます。このポートは管理者のワークステーションと PureMessage サーバー間で開かれる必要があります。
SSH または Telnet
多くの管理者が、PureMessage サーバーへ ssh (ポート 22) または telnet (ポート 23) でアクセスする必要のあるコマンドラインから PureMessage で作業する選択をしています。
DNS および DNSBL チェック
スパムヒューリスティック分析の一部として、さまざまなネットワークチェックを実行するように PureMessage を設定できます。これらのチェックには DNS、DNSBL (DNS ブロックリスト)、および SXL ルックアップ (ポート 53 UDP および TCP) が含まれます。
アップデート
PureMessage アップデートはポート 80 で HTTP 経由で実行されます。(アップデートは必要に応じてローカル tarball から実行されます。)
セントラルサーバー管理
PureMessage のセントラルサーバー管理 (サーバーグループ) 機能では、ポート 18080 で UDP クエリを介してネットワーク上の サーバーが識別されます。PureMessage サーバー間の同期は、ポート 18080 で実行されます。隔離メッセージの統合は、ポート 22 を使用して実行されます。
EUWI (End User Web Interface)
デフォルトでは、ポート 28443 で EUWI インターフェースが実行されるように設定されています。ユーザーは自分のワークステーションからサーバーにあるこのポートへアクセスできる必要があります。
Groups Web Interface
デフォルトでは、ポート 28443 で Groups Web Interface が実行されるように設定されています。グループ管理者は自分のワークステーションからサーバーにあるこのポートにアクセスできる必要があります。
PostgreSQL
デフォルトでは、PostgreSQL はポート 5432 で受信するように設定されています。PureMessage が別のサーバーで実行されている場合、このポート上の PostgreSQL ホストにアクセスする必要があります。