セントラルサーバー管理

PureMessage は、サーバーを複数配置した環境に導入できます。「Server groups」セントラルサーバー 1つと、1つまたは複数の「エッジ」サーバーから構成されます。エッジサーバーは、他のマシンに対する認証プロファイルおよび接続を持つセントラルサーバーにより管理、設定、および保守されます。サーバーグループの集中管理は、セントラルサーバーからの RPC (remote procedure calls) を通じて行われます。

デフォルトで、PureMessage には「HTTPD (Manager)」 (HTTPD (管理インターフェース)) サービスのための「RPC User」(RPC ユーザー) アカウントが設定されています。このユーザーの権限は制限されていますが、サービスの起動と停止、および設定ファイルの更新のための権限が与えられています。

セントラルサーバーの管理により以下が可能です。

  • ネットワーク上のすべての PureMessage サーバー状態の閲覧
  • エッジサーバーの追加と削除
  • エッジサーバーにおける PureMessage サービスの起動および停止
  • セントラルサーバー設定の構築とテスト、エッジサーバーへの設定の配布
  • セントラルサーバーからのエッジサーバー (またはエッジサーバーのグループ) に関するレポートの作成

パブリケーション

PureMessage は「パブリケーション」を使用して、セントラルサーバーの設定ファイルをエッジサーバーへ配信します。エッジサーバーはこれらのパブリケーションを「サブスクライブ」している状態です。

デフォルト設定で、PureMessage には Sophos-Anti-Virus-Conf および Anti-Spam-Config などの主要プログラム機能の設定ファイルがパブリケーションに含まれています。PureMessage Manager の「Server Groups」(サーバーグループ) タブから既存のパブリケーションの閲覧および編集が可能です。

オプションで、PureMessage Manager または pmx-share コマンドラインプログラムを使用して、カスタムパブリケーションを作成できます。