PureMessage メールフィルタリングについて

PureMessage のメールフィルタ (pmx-milter) はメールインフラストラクチャ (sendmail、Postfix、または JSMS) の MTA (mail transfer agent) レイヤーと連携してメッセージを処理します。フィルタリングオプションは、各メッセージに対して実行されるさまざまなテストとアクションの順番を指定する Sieve ベースのポリシースクリプト (policy.siv) を使用して定義されます。以下のリストでは、設定可能なフィルタリングタスクの一部について説明しています。

  • 既知のウイルスに関してメッセージの内容と添付ファイルを確認し、指定されたアクションを実行します。
  • 疑わしい添付ファイルの種類 (実行可能ファイルなど) に関してメッセージを確認し、指定されたアクションを実行します。
  • スパムのメッセージを識別し、指定されたアクションを実行します。
  • キーワードまたはフレーズに関してメッセージを確認し、指定されたアクションを実行します。
  • 選択可能な条件に基づいてメッセージのログ記録およびアーカイブを行います。
  • 選択可能な条件に基づいて受信者の削除、置き換え、または追加を行います。
  • 送信メッセージのヘッダまたは本文に特定のバナーを追加します。
  • メールメッセージのヘッダ (件名など) にさまざまな追加情報を書き込みます。

タスクは、組織内の異なるユーザーおよびグループに対して異なる方法で適用でき、目的のメールポリシーを実行するように柔軟に順番を変えて結合できます。