PureMessage Manager

PureMessage Manager は、PureMessage を管理および設定するための Web ベースの GUI です。インストール時に、PureMessage の「ロール」の一部としてインストールされ、「HTTP(Manager)」(HTTP(管理インターフェース)) サービスとして実行されます。

PureMessage Manager は SSL (Secure Sockets Layer) を使用しており、ポート 18080 で使用できます。Manager にアクセスするには、以下の URL を使用し、<hostname> は PureMessage がインストールされているホスト名、 <domain> は組織のドメインとなります。

 https://<hostname>.<domain>:18080/ 

PureMessage Manager インターフェースはPureMessage 機能の主要内容に対応したタブに分かれて構成されています。

  • Dashboard Tab」(ダッシュボード) タブ:PureMessage システムの高度な診断概要を提供します。
  • Policy Tab」(ポリシー) タブ:PureMessage のポリシールールの設定と情報へアクセスを提供します。このタブでデフォルトで表示されるページは「Rules」(ルール) ページで、Sieve ベースの PureMessage ポリシーへの GUI を提供します。Sieve コードを直接参照および編集するには、「edit source」(ソースを編集) の部分をクリックします。また、ポリシーのリストおよびマップは、すべてこのタブに表示されます。このタブからリストおよびマップの追加、設定、およびテストが可能です。
  • Quarantine Tab」(隔離) タブ:問題のあるメッセージを一時的に格納する場所である、PureMessage 隔離ディレクトリに関する情報と管理機能を提供します。通常、隔離は安全に自動削除できないウイルス感染メッセージや、管理者またはエンドユーザーによるスパムかどうかの判定を待っているメッセージに対して使用されます。このタブには、隔離ダイジェストのルールとオプション、および EUWI の設定機能に関する設定も含まれます。
  • Reports 」(レポート) タブ:ウイルスとスパムに関する統計、システム情報などの重要なレポートデータのサマリ。各レポートに対して、グラフ形式、レポート周期、および含まれるサーバーを変更できます。また、レポートデータを CSV (comma-separated values) 形式で出力し、各レポートを自動でメール送信するように設定できます。
  • Local Services 」(ローカルサービス) タブ:PureMessage サービスのサマリ情報と管理機能を提供します。
  • Server Groups」(サーバーグループ) タブ:複数のサーバーインストールの運用において、サーバーのステータスを表示し、サーバーグループの管理を行います。
  • Support」(サポート) タブ:PureMessage ライセンスおよびサポート制度に関する情報が記載されており、サポートリソースと一般的な PureMessage 管理ユーティリティへのリンクも含まれます。

PureMessage Manager の使用の詳細については、「PureMessage Manager レファレンス」をご覧ください。